10代女子は10万円をどう使う?特別定額給付金の使い道は?
一部自治体では、5月1日から世帯主による申請が開始された「特別定額給付金」、給付対象は全国民が対象であり、もれなく10代も給付対象です。
今回は、特別定額給付金が給付されたらどうするのか10代女子に調査しました。
10代女子の特別定額給付金の認知率98.8%
5月1日の申請開始前から各メディアで毎日のように話題に上がっていたこの特別定額給付金ですが、10代女子の認知率98.8%と知らない人がほぼいないという結果でした。
10万円は誰が管理するのか
10代女子自身が使ったり管理できると回答が30.2%でした。
残りの69.9%は、使ったり管理はできないかわからないという回答になりました。
自身で使ったり管理することが、できるのかできないのかということ自体をわかっている10代女子が70.3%もいることに、関心の高さが伺えるのではないでしょうか。
10万円の使いみちは「貯金(94.3%)」
貯金は全くせず「全額使う(5.8%)」となりました。
一気に10万円を使うというお金の使い方自体、10代女子の多くがあまり経験することがないと思うので、この数字が妥当なのかもしれません。
一方で、使わずに「全額貯金する(39.3%)」という結果も高い数字になりました。
おそらく、貯金をするの背景に「アルバイト先の休業」によって普段得ていた収入が減少した分を特別定額給付金で賄うという意識が働いているのかもしれません。
一部貯金に回し、残りは使うと回答した10代女子が55%と最も多く、金額感やどんなことに使うのか、次のグラフで見ていきたいと思います。
1〜2万円未満の利用が最多
※回答対象者:前問で「一部貯金して、あとは使う」と回答したユーザーのみ
最も多いのは、1〜2万円未満(33.8%)の金額帯でした。
5万円以上使うと回答した10代女子は19.6%と1/5程度に収まり、多くの10代女子が5万円以上は貯金するという結果になりました。
使いみちはコロナ禍の影響はあまりなし!?
アーティストのライブやグッズ、外出する際のメイクやファッション、映画やカラオケなどの娯楽の傾向が高い結果になりました。
コロナ禍による自粛で我慢していた娯楽のスコアが高い点から、自粛の反動が現れていると考えられます。
また「その他」の回答結果は主に下記のような内容でした。
- 募金
- 生活費
- スマホやノートパソコンなどの端末代
- 大学や専門学校の学費
- ヲタ活
- 学校の教科書代や参考書代
- 歯列矯正
まとめ
今回の調査では、
・子供が管理できる家庭は約3割
・特別定額給付金は約9割強が貯金に回す
・使う金額帯は主に1〜2万円未満が約3割
という結果がわかりました。
普段の生活で、火急の支払いがほとんどない10代女子は今回の特別定額給付金を目の前の生活で消費するのではなく、将来や今後大きくお金を使うタイミングを想定して貯金するのだろうと予測されます。
【調査概要】
対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2020.05.20-2020.05.26
調査方法:インターネット調査
回答数:245件