10代に人気のLINEスタンプ。1位は「けたたましく動くクマ」
10代のLINEシェア率は8割を超え、10代が使うスマホアプリとして欠かせないメッセージアプリになっています。
LINEゲームやLINEPayなどメッセージアプリ以外の側面も持つLINEですが、今回はLINEスタンプについて調査を実施しました。
毎日スタンプを送る10代は92.9%
最も多い層は1日に1〜10回(49.6%)、次に1日に10〜20回(23.3%)、1日に30回以上(12.5%)となりました。
あまり使わない(1〜10回/日)層とよく使う(30回以上./日)層がいることがわかります。
スタンプを送る相手はクラスメイト82.1%
クラスメイト(82.1%)や母親・父親(65.4%)が最も多く、親しい相手やカジュアルなコミュニケーションができる相手にスタンプを送る傾向があります。
10代人気No1は「けたたましく動くクマ(29.2%)」
1位はけたたましく動くクマが29.2%、2位はディズニー系(ミッキー、スターウォーズなど)22.1%、続いてブラウン&コニー14.2%という人気順になりました。
SNSから有名になったキャラクターのけたたましく動くクマとディズニーキャラクターが上位に来る結果となり、LINEスタンプ特有と言えるかもしれません。
上位にランクインしているスタンプには「クマ」「うさぎ」「ぱんだ」など動物由来のキャラクターが多いことがわかります。
また「その他」の中には
- うさまる
- ごきげんパンダ
- まふまふ
- うさぎ帝国
などが含まれていました。
89.2%の10代がLINEスタンプ購入経験あり
有料のスタンプの購入経験が89.2%と非常に高い数値となりました。
人気企業アカウントのフレンズ登録でゲットできるスタンプやLINEのコニースタンプなど無料で使えるスタンプなどもあり、有料で購入する必要もないかもしれませんが、結果として言えることは有料のスタンプを購入することに抵抗が少ないということでしょう。
アマゾンや楽天、メルカリやZOZOを始めとしたeコマースで購入することが一般的になってきていることも要因の一つかもしれません。
人気スタンプは派生してさらに人気になる傾向
新しいスタンプを知るきっかけは「友人から送られてきた(44.6%)」と「LINE@で知った(39.2%)」が上位を占め、LINEを使っている中で新しいスタンプを知っていることがわかりました。
普段からLINEをよく起動していたり、長時間LINEを使っているユーザーは新しいスタンプを知るきっかけが多いのかもしれません。
しかし、人気スタンプの作家さんの中にはTwitterやInstagram上で人気の方もおり、一概にLINE上だけで知っているとも限らないです。
10代の1.3%はクリエイターズスタンプ職人
「スタンプを作りたいと思ったことはない(75%)」「作りたいと思ったことがあるが、作れなかった(23.8%)」と大半がスタンプを使うだけのユーザーですが、1.3%の10代はスタンプを実際に販売しているという結果がでました。
【調査概要】
対象:13-22歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2019.07.12-2019.07.19
調査方法:インターネット調査
回答数:240件