10代のライブコマース認知・利用率ともに1位は「メルカリチャンネル」
2017年一気に盛り上がりを見せたライブコマース。
2018年はより、市場が広がっていくだろうと予測されていますが、トレンドを作るティーンへはどれほど浸透しているのでしょうか。
今回はライブコマースの「認知」「利用」について、その他にもオンラインショップについてアンケートを実施しました。
10代女子のライブコマース利用経験
「認知」度は
1位:メルカリチャンネル(74.4%)
2位:SHOPROOM(13.2%)
3位:MimiTV(12.4%)
4位:ラッフィー(4.7%)
5位:Live Shop!(3.6%)
という順位になりました。
また「利用」に関しては、
1位:メルカリチャンネル(53.6%)
2位:MimiTV(7.3%)
3位:SHOPROOM(6.6%)
4位:ラッフィー(3.2%)
5位:Live Shop!(2.1%)
という結果となりました。
メルカリCHANNELの利用が圧倒的に多い結果となりましたが、認知ではSHOPROOMが勝っていた所、利用率ではMimiTVが勝っている結果となっています。
SNSで見つけた商品は11.1%のティーンが購入経験あり
とにかく気になった商品はほとんどのティーンが調べていると考えて良いでしょう。
さらに、購買に至っている10代女子が11.1%もおり、SNS高い確率で購入に至っているのではないでしょうか。
インターネット上での購買は依然Amazonや楽天に軍配
購買理由は「価格が安かったから」が66.5%と断トツの理由に。
所得が少ない10代女子だからこその賢い選択でしょうか。
「このサービスしか知らなかったから」が5.8%ということは、インターネット上での購入はその他の10代女子は他のサイトと比較検討をするという前提で考えても良いかもしれません。
普段の購入価格帯は3000円、5000円で過半数以上。1万円も17.9%と高水準?
ここは10代女子のお小遣い事情など考慮して、意外と購入単価が高いと考えてよいのではないでしょうか。
商品によっては、1万円までは比較的オンライン決済に至りやすいのかもしれません。
インターネットでは日常商品の購入に利用か
普段よく購入する価格帯とほぼ支持が変わらなかったことから、日常利用でeコマースする傾向があるのではないでしょうか。
また、10代女子のオンライン購入では、5000円ほどの価格帯までは許容範囲と考えて良いでしょう。
一昨年から流行中のリップの商品価格帯も上記グラフの価格帯の中で推移していることもあり、普段使いする商品の購入単価が高いことも一つ理由かもしれません。
余談ですが、eコマースの決済にはバンドルカードの利用をしている10代女子も多数おり、あまりハードルはなさそうです。
ライブコマースについてまとめると
【現在】
・ライブコマースは「メルカリチャンネル」が断トツの認知率と利用率
・eコマース全体で見ると、まだまだ市場は小さい?
・eコマースの利用基準は「安い」「いつも利用している」「今すぐ欲しい」
【今後の展望】
上記アンケート結果から今後のライブコマースの盛り上がりを予想すると
・「今すぐ欲しい」が満たせるのはライブコマースの方が有効なのでは?
・「いつも利用している」→「いつも見ている」がモノ→人基準に変われば一気に市場拡大も
【調査概要】
調査対象:13〜19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2017.12.20-2017.12.27
調査方法:インターネット調査
回答数:468件