【SNS広告やテレビCM】気になる10代女子の広告事情を調査!
10代女子向けのプロモーションを考えていく上で、何が彼女たちの心に響くのか、いったい何を求めているのかを理解することは難しく、ご担当の皆様は頭を抱えることが多いのではないでしょうか?
今回は、そんな10代女子が広告から受ける印象や日常生活で認知している広告について調査しました。
あなたが信頼できると感じる広告を教えてください
信頼できる広告として最も高いスコアだったのはテレビCM、次いで電車広告、駅広告があげられました。
信頼できる理由としては…
- お金がかかっているからこそ嘘はないし信頼できる
- プロが広告を作っている気がするから安心
- 公共の場にあるあら
- 日常生活する上で見かけない日はほぼないから
という回答が多く集まりました。
信頼できないと感じる広告を教えてください
信頼できない広告として一番高いスコアをあげたのはYouTube広告、TikTok広告、Instagram広告となり、これらSNS広告はテレビ広告・電車広告などのマス広告と相対的に信頼できない広告のイメージを多くの10代女子がかかえていることが分かりました。
信頼できない理由としては…
- SNSは気軽に見るものだからこそ、誰でも簡単に広告が配信できそうだから嘘の情報も多い気がする
- 基本的に流れてくる広告は知らない企業や商品が多いから、安全かどうかわからない
- 飲むだけで痩せるとか、肌がきれいになるとか過剰な効果を謳うものが多いから
という意見がありました。
信頼できる広告にテレビCMや電車広告。信頼できない広告にYouTube広告やTikTok広告が選ばれていますが、これら結果は10代女子の特徴と照らし合わせると少し違和感があります。なぜなら、彼女たちは今、テレビに触れている時間よりもスマホに触れている時間が多く、SNSを中心に情報を取得することが一般的になっているからです。
10代女子の特徴と今回の結果を鑑みると、信頼できると回答したテレビCMや電車広告は広告として認知しておらずひとつのコンテンツとして認識している可能性があります。近いもので言うとMVやドラマのようなものではないでしょうか。
反対に信頼できないと回答したSNS広告については、機能やサービスを前面に押し出しすぎているからこそ信頼につながっていない。また、SNS閲覧頻度が高いからこそ自分の興味がない事象も多く流れてくることで信頼できないものと認識していると考えられます。
ですが、信頼されない広告として多くの10代女子から認知されているSNS広告は若年層向けのプロモーションでは意味がないのでしょうか?
記憶に残っている広告はどのような広告か?
先ほどの調査結果からひとつの疑問が残りました。多くの10代女子から認知されているSNS広告は若年層向けのプロモーションでは意味がないのでしょうか?
その疑問を明らかにしていくために彼女たちにとって記憶に残る広告とはなにかについて調査しました。最も高いスコアを獲得したのは「好きなタレントや俳優がでている」(44%)、次いで「耳に残る歌があるもの」(33%)「キャッチーなフレーズがあるもの」(27%)と続き、彼女たちが記憶に残ると感じる広告にはこれら要素が不可欠であることがわかりました。もっと掘り下げてみていくと、信頼できる広告とは何かの調査において、SNS広告であるYouTube広告やInstagram広告でも好きなタレントや俳優がでている、また耳に残る歌やキャッチーなフレーズがあることで同様に記憶に残っていると回答していることが分かりました。
つまり、記憶に残る広告=効果のある広告であり、だからこそSNS広告においてもこの3つのポイントを意識することで若年層にも受け入れられる効果的なSNS広告になると考えています。
まとめ
ここまで10代女子の広告への意識について調査してきました。結果として信頼される広告ではテレビCMが高いスコアを獲得し、反対に比較的安価に出稿が可能なSNS広告では機能や効果を前面に押し出しすぎて信頼につながっていないことがわかりました。
好きなタレントや俳優がでている、または覚えやすい歌やキャッチーなフレーズがある広告は10代女子に受け入れられやすい広告であると今回の結果から考えられます。
最後に、記事内でもいくつか触れてきたSNS広告についてマイナビティーンズだからこそできる、10代女子にしっかりと受け入れられる広告クリエイティブ作成もメニューとしてご用意しておりますのでぜひ下記よりチェックお願いいたします。
<マイナビティーンズ会員が制作!JKクリエイティブ制作サービス資料はこちら>
【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.12.17-2021.12.29
調査方法:インターネット調査
回答数:158件(内訳:中学生7件、高校生103件、大学・専門学生44件、その他4件)