【新型コロナウイルス】外出自粛期間中における10代の行動実態や意識に関する調査

10代のトレンド

今回マイナビティーンズラボでは、未知の新型コロナウイルスに対して、正しい情報発信・受信が困難になる中、若年層に対する定量的な情報が少ないという背景から、新型コロナウイルスによって特に影響度が高い、日常の行動や意識について調査を実施しました。

 

Q.自粛期間中の過ごし方としてよく当てはまるものを教えてください。(いくつでも選択可)

「自宅で過ごしている人」は95.4%となっており、ほとんどの人が外出を自粛しているようです。

今でもバイトや塾・習い事で外出している人も一部見られますが、基本的には家で過ごしていると考えられます。

(ティーンにとっても「やむを得ない外出」である可能性が高いです)

 

Q.自粛期間中、自宅でよく行っていることを教えてください(いくつでも選択可)

ティーンが自粛期間中に行っていることは「SNS(インスタ・Twitter)を見る(85.1%)」「YoutubeやTikTok・LIVE配信アプリを見る(82.6%)」が高い結果となりました。

新型コロナウイルスによる外出自粛により自宅で過ごす時間が増えた影響からか、TVや配信動画、ゲーム、雑誌や漫画(漫画アプリ)、音楽視聴といった項目の割合が高くなっています。

娯楽要素の高いコンテンツに触れる傾向が高まる一方で、「勉強をしている(50.3%)」と回答しているティーンも目立ちました。

学校の休校により、勉強の遅れや受験、進学の不安から自分から自主的に勉強をしているティーンも多いと考えられます。

 

Q.自粛期間中、よく使っているアプリを教えてください(いくつでも選択可)

※過去調査から変化が見られた項目を抜粋して掲載

現在、最もよく使っているアプリはInstagram(78.3%)、次いでTwitter(70.9%)という結果になりました。

同じ項目で、今年1月に調査した結果では、Instagram(91.8%)、Twitter(88.1%)の利用率があり、今回調査と比較すると低下が見られました。

おそらく、外出自粛により自宅で過ごすティーンも多くなり、投稿するモノやコトが自粛前と比べ少なくなった結果、利用率が下がったと考えられます。

3番目に利用率の高いアプリとして、「自宅でよくおこなっていること」でも割合が高いAmebaやAmazonプライムなどの、動画配信アプリがあがっています。

こちらの利用率は、今年1月の調査結果と比較すると大幅に利用率が増加しています。

 

一方で、今年1月の調査結果では比較的高い利用率だったマンガアプリ、ニュースアプリ、音楽アプリの利用率が減少しておりますが、これは通学時や放課後に利用されてたのではないかと考えられます。

また、外出機会が大幅に減少しているため、飲食店や美容室などの予約アプリの利用率の減少が顕著にあらわれています。

 

Q.自粛期間中に新たにダウンロードしたアプリのジャンルは何ですか?(いくつでも選択可)

最も多いジャンルは「ゲーム系アプリ(26.2%)」でした。

SNS利用や動画閲覧や勉強の時間を確保しても、時間が余ってしまうことが要因だと考えられます。

また、これまでの設問でも利用率が高かった「動画配信サービス(19.0%)」に関しても同様の理由で、今までは利用していなかった層のサービス利用が高まっていることが考えられます。

 

Q.休校期間でつらいと感じたことを教えてください(いくつでも選択可)

学校の休校や外出自粛により、友達に会えないことや遊びにも行けないことにより、人との接触が普段よりも非常に少なくなっているため、一人でできることの限界を感じているように思えます。

 

結果的に、一人でやることがない(やりつくしてしまった)ことから暇な状態になってしまっていることが、ティーンにとって最もつらいことかもしれません。

裏を返すと、ティーンは人との繋がりに費やす「時間」を大事にしていると感じます。

 

Q.自宅で行なっているストレス解消法はなんですか(フリーアンサー)

外出自粛により、暇な状態になってしまっているティーンは、どのようにストレスを発散しているのでしょうか。

 

フリーアンサーの回答で多かったストレス発散方法は

  • 動画を視聴する 25件
  • 筋トレ・ストレッチ 10件
  • ダンス 12件

となっており、「動画を視聴すること」と「自宅で身体を動かすこと」が多くあげられたようです。

「自宅で身体を動かす」については、筋トレやストレッチ、ダンスをするなどの意見が多く、外出できないからこそ自宅でできる運動を行なうことが習慣化されつつあるようです。

特にTikTokでは、多くの若者がエクササイズをする動画をあげていたり、スポーツ選手が自宅でできるトレーニングを紹介したりしている投稿が急増しています。

また、星野源さんの「うちで踊ろう」の動画を筆頭に、芸能人が歌やダンスのコラボ動画をSNS上で発信していることも、きっかけのひとつになっているかもしれません。

 

【人気のハッシュタグ】

#おうちで過ごし隊 #おうち遊び #おうちトレーニング など 

 

Q.これから不安に思っていることを教えてください(いくつでも選択可)

ティーンが不安に思っていることで最も不安なことは「コロナに感染すること(60.9%)」でした。

日々の報道やSNS、街の様子など、各都道府県の自粛要請や政府の緊急事態宣言などを受けたことが大きく影響していると考えられます。

多くのティーンが、新型コロナウイルスを脅威に感じているようです。

 

また、その他の不安なこととしては、「夏休みがあるかわからないこと(57.7%)」、「勉強が遅れること(49.7%)」、「受験/進学に影響が出るかもしれないこと」など、学校生活や将来に関することが上位を占めています。

先行きが不透明な時勢の中で、将来への不安を覚えるティーンも少なくないようです。

 

Q.人に会うことの抵抗感はどの程度ありますか?

新型コロナウイルスの感染者数が収束する兆しが見えない中、人との接触に抵抗感を覚えるティーンは「かなり抵抗がある(23.8%)」「ほどほどに抵抗がある(52.4%)」、合わせて76.2%という結果となりました。

最も不安に思うことに「コロナに感染すること」があがっているように、若者でも重症化する事例など、自分事として捉えられる報道がされたことにより、自覚が芽生えたティーンが増加したと考えられます

 

Q.あなたにとって、どの媒体の情報の信頼度が高いか教えてください(いくつでも選択可)

学校の休校や外出自粛要請などにより、多くのティーンが新型コロナウイルスを警戒し、外出を控えている、もしくは人と会う頻度を減らしている中、それらの行動に大きく影響している媒体として「テレビ(67.7%)」があげられます。

昨今ティーンのテレビ離れが取り上げられることが多いですが、社会的な影響を及ぼしている新型コロナウイルスに関しては、テレビからの情報が信頼できると感じているようです。

日常生活で自宅にいる時間が必然的に多くなる今、自然とテレビの視聴時間が増えたというだけでなく、「専門家の意見を直で聞くことができるから信憑性がある」と思っているのかもしれませんね。

 

Q.外出自粛などの要請に関して、誰からの指示であれば素直に聞くことができるか教えてください(いくつでも選択可)

若年層の外出自粛に影響を及ぼした一つの要因として、芸能人や報道が大きく影響していると考えられます。

最も素直に指示を聞くことができる相手として「好きな俳優・女優(51.3%)」があがり、次点で「政府(49.7%)」、「親(41.3%)」という結果になりました。

特に、テレビやSNSなどで、発信力の高い俳優・女優による外出自粛への呼びかけが、
ティーンの自粛意識をより高めた可能性もありそうですね。

 

Q.今の情勢について、10代目線で感じていることはなにか(FA)

多くの女子高生・女子大生から、「全世代で外出自粛への意識を高めるべき」という意見がみられました。

これは「若者だけではなく、全世代が徹底して行動しようよ」という彼女たちからの訴えでもあるようにも感じます。

また、「学校へ行けない」ことによって生じる”遅れ”を不安視する声も散見されています。

 

以下コメント抜粋

【外出自粛への意識を高めるべきという意見】

  • 若者だけが外に出なければいいという問題では無い。みんながしっかり意識しなければならないと思います。(埼玉/15歳/女子高生)
  • 若者だけ、高齢者だけをフューチャーしていることが多い。みんな同じ立場なのに、、、、年齢に関係なくみんなが意識しなきゃなって思います。(千葉/17歳/女子高生)
  • 若者っていっても私たちみたいにちゃんと家にいる人だっているのに、若者っていうくくりで悪者扱いしないでほしい。私たちは卒業式も入学式も出来なかったのに、それを言われると悲しい。(東京/18歳/女子大生)
  • みんな(全世代)に言えることですが、危機感がないまま不要不急の外出をしている人がまだまだいること。大した問題ではないと思っているのと自分は感染しないという思い込みがあると思う。もうそのレベルではないのに。(奈良/19歳/女子大生)
  • みんなが気を付けないといけないことなのに、自分は大丈夫と考える人の心境がわからない。もっと自分の行動に責任を持ってほしい。(17歳/東京/女子高生)
  • 感染をこれ以上防ぐために、一人一人が最善の行動をする。心がけるではだめだと思う。みんなで協力してコロナがなくなり、これまでのように早く楽しい日々、普段通りの日々に 戻れるようにしたい。(17歳/静岡/女子高生)

 

【学校へ行けないことへの不安という意見】

  • 早く学校が再開するようになるために、みんないま出来ることをやってほしい。今年大学受験を控える高校3年生からするととても大打撃でこの先が不安。(東京/17歳/高校生)
  • GW明けから学校始まるって言ってるけどそれが定かではないと書いてあったから、もしGWが明けても学校が始まらなかったらどうするのかが知りたい。。。かなり不安。(千葉/17歳/女子高生)

 

【その他】

  • 芸能人がテレビやYouTube、インスタグラムなどで自粛している様子を発信してて、やることがない方々に向けて動いてくれている姿に感動している。芸能人も自粛で不安もあり、大変な中なのに私たちのことを考えてくれているということをより多くの人たちが感じるべきだ。(17歳/静岡/女子高生)
  • 自粛が続いている中、会社に行く母親が心配。(神奈川/16歳/女子高生)

 

 

本調査の追加調査資料は下記よりご確認ください。

(友達との連絡方法、学校の再開にあたって楽しみにしていること、自粛期間中の消費行動、 他)

 

 

【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2020.04.10-2020.04.14
調査方法:インターネット調査
回答数:195件

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ライター:マイナビティーンズラボ編集員
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