【2023年1月~3月期】10代女子が選ぶドラマランキング
2023年1~3月クールの人気ドラマ調査を行いました。前回調査はこちらからご覧いただけます。
気になる1~3月クールのドラマランキングの結果とともに、10代女子がドラマに求める要素や、大学・専門学生と高校生とで変化する人気要素のギャップについても触れておりますので、ぜひご覧ください。
23年1〜3月クールで見ている国内ドラマ
1位『忍者に結婚は難しい』
主演の菜々緒さんが演じる草刈蛍と共演の鈴木伸之さんが演じる草刈悟郎が織りなす、容姿端麗な二面性夫婦のラブコメディードラマ!原作は「ルパンの娘」シリーズなど、ユーモア×ミステリーの旗手として話題の横関大さん。妻は「超実力主義」の甲賀忍者、夫は「超保守主義」な伊賀忍者。現在でも敵対している、ライバル忍者の末裔(まつえい)の二人が、お互いの正体を知らず結婚。二人は家庭を取るか、一族の伝統を貫くのか。究極の選択はやがて、日本を揺るがす事件へと発展。互いの隠された運命に悲恋が交錯する忍者ラブコメディー。
ココにハマってる!ティーンのコメント
・お互いがお互いの秘密を知らないために結末がどうなるかわからないところ
・忍者だと知って戦おうとしてるシーン
・互いに忍者だと気づき、決着をつけなければいけないにもかかわらず、愛し合っているところ
・アクションシーン(菜々緒さんがかっこよくて好きです)
・現代に忍者がいる設定が面白い
2位『大病院占拠』
日本が誇る大病院を鬼のお面を被った武装集団が占拠した・・・!医師や職員が人質となる中、休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井翔)が事件に立ち向かっていく。その人質の中には、武蔵の妻の姿も。果たして、犯人たちの目的とは!?息詰まる頭脳戦&体力戦の果てに、徐々に明らかになる占拠の理由・・・。凄腕の捜査官と病院関係者たちが武装集団に立ち向かう姿を描いた、ノンストップ籠城(ろうじょう)サスペンス!!
ココにハマってる!ティーンのコメント
・ヒヤヒヤ感が面白い
・櫻井翔のかっこよさ
・毎週鬼が気になってTwitterを見ながら考察をしている
・俳優陣が豪華
・鬼が仮面を外すところが好き
・毎話ある武蔵刑事の「嘘だろ…」がお気に入り
・主題歌と共に流れる次回へ繋がるシーンがいい
3位『星降る夜に』
のどかな海街の病院で働く産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高由里子)と、高齢化社会となった日本で今まさに注目を集めている職業”遺品整理士”として働く柊一星(25歳/北村匠海)。そんな《命のはじまり》と《命の終わり》をつかさどる2人が、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいく。脚本・大石静の完全オリジナル作品となる、胸躍る「10歳下の彼との大人のピュア・ラブストーリー」。
ココにハマってる!ティーンのコメント
・手話を使い相手に気持ちを伝えるところなどキュンキュンしてしまう!
・「星降る夜に」は明るめなドラマで誰でも見やすい
・本当に北村匠海さんが耳が聞こえないかのように自然と手話をするので世界観にのめり込める
・「ステイ」のシーンで、一星(北村匠海)が仕返しするシーンが焦らしてる様でキュンとしました
3位『夕暮れに、手をつなぐ』
九州の片田舎で育った野生的でチャーミングな女の子 浅葱空豆(あさぎ・そらまめ/広瀬すず)が、都会で育った平凡な男の子 海野音(永瀬廉)の前に突然現れた。空豆に振り回されながらも、諦めかけていた夢をもう一度目指す音。互いに夢を追い、励まし合い、時にはケンカをしながらも笑い合って過ごした。23歳の2人の“愛おしい時間”を描いた、青春ラブストーリー!
ココにハマってる!ティーンのコメント
・毎回ほっこり思うドラマ
・毎週エンディングの映像が変わる
・永瀬廉くんが最高
・永瀬廉のナチュラルな彼氏感がいい
・イヤホンをお互い横断歩道で落として気付かずそのままつけてしまうところがお気に入り
・おんぶしてホテルで戻るシーンが好き
5位『ブラッシュアップライフ』
平凡な人生をもう1度やり直す平凡な女性のお話。地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、安藤サクラが演じる近藤麻美33歳。彼女はある日突然、人生をゼロからやり直すことになる。気がつくと、そこは産婦人科のベッドの上。目の前には若き日の父と母。近藤麻美の2周目の人生が今はじまった。本作脚本を担当するバカリズムさんが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描く、地元系タイムリープヒューマンコメディー。
ココにハマってる!ティーンのコメント
・日常に近い感じや昔の懐かしいと思うことがでてきて身近に感じるところ
・とにかく脚本と安藤サクラちゃんが面白い!
・内容が圧倒的に面白くて共感できる。
・バカリズム脚本ということで気になりました。女の人の日常会話まんまで面白いです
・ギャグセンが高くて、今までにない感じが新鮮
・幼馴染と三人で仲良く雑談をしているシーンがいい
・友達のれなちゃんが付き合っている人が既婚者だということを伝えるために、麻美と仲のいいみーぽん、なっちと予行練習するシーンが印象的
・幼少期に必死に過去を変えようとしているシーンが好き
「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

魅力的な要素として、出演者が「イケメン」であることが最も重視されているようです。「主題歌」や「感動」する要素も上位に入っていますが、大学・専門学生よりも高校生の方が「イケメン」「主題歌」を重要視する傾向が高く、このあたりはセットでチェックしている要素だと考えられます。
その他にも高校生の方が魅力に感じている要素として「高校」「片思い」「カップル」「刑事」「不良」などが高く、ドラマチックな恋愛や学園ものといった視聴体験を望んでいるのではないでしょうか?
大学・専門学生の方は、「急展開・どんでん返し」「シンデレラストーリー」「大学」など、意外性や自分と近い要素があることで魅力的に感じていると考えられます。
どのようなジャンルのドラマが好きか
「恋愛/ラブコメ系」が最も好きな人が多いようです。続く「青春系」「感動系」が上位3つのジャンルに入りました。また、「コメディ/ギャグ系」「ミステリー系」も好きな人が多く、重要な要素であることがわかります。
特に「感動系」は大学・専門学生よりも高校生の方が響いているようで、大学・専門学生は「ほのぼの系」に多くの人が惹かれているようです。
ドラマを見るきっかけ
ドラマを見るきっかけになったのは、「ドラマの宣伝などを見て面白そうだった」「好きな出演者がいたから」という意見が多い結果となりました。また「家族が話題にしていたから」という家族きっかけでドラマを見ている10代女子は3番目に多く、テレビを家族とシェアして視聴したり、会話の話題に上がって一緒に盛り上がるといった経緯があると考えられます。
まとめ
今期のドラマは特に「忍者に結婚は難しい」や「ブラッシュアップライフ」など特徴的な脚本が話題・人気となり、内容を重視して視聴しているという調査結果になりました。現代の忍者という設定や、タイムリープなどありそうでなかった設定のドラマが注目されていますね。
また「大病院占拠」のようなアクション系や「夕暮れに、手をつなぐ」「星降る夜に」のような感動・恋愛系もバランスよく上位の視聴ドラマとして入ってきました。
- 魅力的な要素として、出演者が「イケメン」であることが最も重視されている
- 好きなジャンルは「恋愛/ラブコメ系」が最も多い
- ドラマを見るきっかけになったのは、「ドラマの宣伝などを見て面白そうだった」「好きな出演者がいたから」という意見が多いが、「家族が話題にしていた」というきっかけも多い
上記調査結果以外に「ハマっているドラマ」や、本記事でご紹介した記事データを一括でPDFでご覧になりたい方は、こちらからダウンロードしてご確認いただけます
【調査概要】
対象: 13-22歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2023.02.06-2023.02.27
調査方法:インターネット調査
回答数:169件(内訳:中学生10件、高校生93件、大学・専門学生60件、フリーター2件、社会人4件)