【10代女子に人気のファッション系統】人気ブランドや服選びのポイント、洋服代について調査!
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読者のみなさんの中には、雑誌やテレビ・インスタグラムなどを通して、若者のファッションを目にされる方もいらっしゃると思います。
では、今の10代女子に人気のファッションはどのようなものかご存知でしょうか?
今回は、彼女たちがふだんどんなジャンルの服を着ていて、どれくらいの費用をかけているのか。また、周りからどう見られたいと思っているかなど、洋服を選定する際の実態と意識について調査しました!
本調査のAppendixとして下記設問をグラフ化しておりますので、是非チェックしてみてください。
- 洋服の購入場所
- よく購入するブランド
- 洋服を選ぶ際の重視点
- ファッションに関する情報源
Q.よく着ているファッションの系統を教えてください
よく着ているファッションのジャンルをランキング順に解説していきます!
カジュアル 25%
10代女子に最も好まれている系統は、「カジュアル系」でした。
理由としては、「ちょうどよいラフさが飾らない感じで良い」「大人っぽさの中にかわいさがある」などがあげられました。
また「着こなしやすさ」や「動きやすさ」に魅力を感じているといった意見も多数みられており、ビジュアル面だけではなく機能面においても「ちょうどよい」と感じられているのだと思います。
シンプル 19%
シンプル系は、「スッキリしていて、まとまり感がある」「シンプルこそオシャレ」といった理由で好まれている傾向にありました。
また「アイテムとあわせやすい」「どんなメイクにも合う」という意見も多くみられており、シンプルな服装・色見だからこそ『アイテムやメイクを活かすことができる』と感じられているようです。
フェミニン 10%
フェミニン系が好まれている理由としては、「女性らしく(上品に)見える」「可愛すぎず綺麗めに見える」といった意見があげられており、どちらも『周囲の人からの目』に敏感なように思えます。
加えて、「体のラインが見えにくい(シルエットを隠せる)」という意見も多くみられました。
ナチュラル(ラテ系) 9%
ナチュラル(ラテ)系は、「落ち着いてて大人っぽい」「柔らかい雰囲気」といった点が好まれており、共通して「オシャレ」という回答が最も見られました。
加えて、「写真映えしやすい」「カフェで映える」といった意見もあがりました。
ガーリー 9%
ガーリー系は、「女の子らしいかわいさ(THE女の子)」「清楚な可愛さがある」「着ているだけで女の子らしくなれる」といった点があげられました。
また「男性受けがいいから」という声も多くみられており、フェミニン同様、周囲の目に対して敏感な傾向にあるようです。
モード 7%
モード系は、「大人っぽくてカッコイイ」「モノトーンでカッコイイ」などが多くあげられており、オシャレにカッコよさを求めている女子から好まれているようです。
ボーイッシュ 5%
ボーイッシュ系が好まれている理由としては、「動きやすい」「カッコイイ」といった点が非常に多くあげられており、「かわいい服装が苦手」という人から支持されているようです。
【画像付き】その他の系統
Q.他人からどのような印象を持たれたいですか?
他人から持たれたい印象のは「自分にあっている」が56%で最も高く、次点で「おしゃれ」が続く結果となりました。
SNSでも上手くセルフブランディング(自己表現)を行っているティーン世代だからこそ、「自分らしさ」をきちんと表現できているように思われたいと考えている人が多いようです。
また高校生の場合は、ほとんどの時間を制服という決まった服装で過ごしているため、私服の時にこそ、より自分らしさを表現したいと考えているようにも思えます。
一方で、大学・専門学生は高校生と異なり「清潔感がある」が最も高い要素となりました。自分らしさよりも、清潔感があるように思われたいという思いが強い大学・専門学生の方が、異性からの目を気にしているのかもしれません。
Q.1年間に使う洋服代を教えてください
10代女子の平均使用金額は、「30,505円」であり、層別に見ると、高校生は「29,502円」、大学・専門学生は「34,162円」となりました。それぞれの特徴が出ている点として、高校生は「1万円未満」の方が高く、大学・専門学生は「3〜4万円未満」の割合が高校生に比べて高い結果となっています。
本記事では、ご紹介しきれなかった「服の購入場所」「よく購入するアパレルブランド」「ファッション情報の取得方法」などの調査データを知りたい方は、以下の「資料ダウンロード」ボタンから確認することができます!ぜひご覧ください。
総評
10代女子に人気のジャンルTOP3は「カジュアル系」「シンプル系」「フェミニン系」でした。
今回、各ジャンルが好まれているポイントをご紹介してきましたが、いまの10代女子は「自分らしさを表現できている」と思われたい気持ちが非常に強いことがわかりました。
これは以前調査した「人気のインスタ系統」の調査結果と、非常に近い内容となっております。
(引用元:https://teenslab.mynavi.jp/column/research-teens-instagram-category.html)
Twitter、インスタグラム、TikTokなどのSNSが、ティーンの行動や意識に大きな影響を与えていることが、改めて感じられる結果であったのではないでしょうか。
【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2020.09.16-2020.09.28
調査方法:インターネット調査
回答数:277件(内訳:中学生13件、高校生201件、大学生60件、フリーターなど3件)