【最新オタ活(推し活)調査】2022年はアニメオタクが急増!?利用金額・グッズ購入割合を比較!

更新日:2022年01月27日(木)

一昨年も調査を実施し、10代女子の間ではめずらしいことではなくなった「オタ活」。

2020年頃からは、「推し活」など新たな名称で呼ばれたり、活動の幅が広がってきておりますが、昨年よりもライブやイベントなどの実施が増えてきた今、オタ活の内容や使用金額などにどのような変化が起きているのでしょうか? 今回は10代女子の2022年現在の最新オタ活実態について調査いたしました。

前回記事:【2020年調査】10代女子のオタク率は86%まで上昇中!?高校生と大学生のオタ活消費金額の高いジャンルを比較!

自分自身が何かしらのオタクであると思いますか

較!

自分自身が何かしらのオタクであると思いますか

自分自身が何かしらのオタクであると自覚している10代女子は87%となっており、前回調査とほぼ同一の結果となりました。

10代のオタ活熱は引き続き高いといえそうです。

どんなジャンルのオタクですか?

どんなジャンルのオタクですか?

前回の調査結果と同様、全体で見ると「ジャニーズ(47%)」が最も高い結果となり、次いで「アーティスト(28%)」「K-POP(25%)」「俳優・女優(22%)」が上位にランクインしています。

ジャニーズオタク、いわゆる「ジャニオタ」は変わらず、熱狂的なオタクが多いことがわかります。

「K-POP」は、動画配信サービス(NetflixやHuluなど)に加入する10代が増えたことにより、K-POPアーティストが出演するドラマなどがさらに身近になり、ファン化するということが大きな要因でしょう。 また、「アニメ(前回8位)」と「YouTuber(前回10位)」の順位も前回より上昇傾向にあり、これは昨年から続く「アニメブーム(鬼滅の刃や東京リベンジャーズなど)」や「新制YouTuberの台頭(コムドットや中町綾など)」によるものであると思われます。

一方で、前回5位にランクインしていた「LDH」が15位までランクダウンする結果となりました。

どのようなオタ活を行っていますか

どのようなオタ活を行っていますか

最近はリアルイベントなどが増えたため、「推しのグッズを買う(82%)」が最も高いスコアとなりました。前回調査時は、1位に「推しの映像を見る(85%)※前回」がランクインしていたため、オンラインからリアルへと、ライフスタイルが変化(正確には戻ってきた)していることがわかります。

次いで「推しの映像を見る(81%)」「推しの出演する番組を見る(71%)」「SNSで情報収集をする(70%)」が上位にランクインしました。

どのような推しグッズをつくりますか

※「どのようなオタ活を行っていますか」の設問で「推しのオリジナルグッズを作る(34%)」と回答した人

どのような推しグッズをつくりますか

上位には「うちわ(51%)」「トレカ(48%)」「キーホルダー(42%)」がランクインしており、属性別では、「トレカ(50%)」と「キーホルダー(45%)」は高校生、「うちわ(62%)」は大学生のスコアが高い結果となりました。

ジャニオタは「うちわ(86%)」、K-POPオタは「トレカ(83%)」のスコアが80%以上を占めており、オタク属性によって求めるグッズが異なることがわかります。

他のアイテムと比べて、「うちわ」「トレカ」は、自分自身の手で手軽に作成できたり、オタ友と交換ができるため、人気グッズとなる傾向にあります。

オタ活に使っている金額はどれくらいですか(1か月)

オタ活に使っている金額はどれくらいですか(1か月)

1か月に使用する平均費用は17,916円で前回調査の10,894円(自粛前)よりも約7,000円ほど増加しました。

各オタクジャンル別にみると、ジャニオタやアーティストオタが2万円を超えるスコアとなっており、前回の調査時にはライブなどのリアルイベントに参加しづらい状況でしたが、昨今、リアルイベントへの積極的な参加が増えたことによるリベンジ消費が大きな要因として考えられます。

去年と比べて今年はオタ活の頻度は増えましたか

去年と比べて今年はオタ活の頻度は増えましたか

去年に比べて60%の10代女子がオタ活頻度が増えているという結果になりました。

ワクチン接種やリアルイベントの開催、各種コロナ対策も浸透してきたことが要因といえるでしょう。

まとめ

  • オタクの自覚がある10代女子は87%。特に、高校生が増加傾向。
  • オタクジャンルは前回同様「ジャニオタ」が最も多く、次いで「アーティストオタ」「K-POPオタ」「俳優・女優オタ」となった。
  • 高校生の動画配信サービス(NetflixやHulなど)加入への傾向が高まったためか、「アーティストオタ」「K-POPオタ」「俳優・女優オタ」の高校生の率が高くなった。
  • オタ活内容として1番おこなわれていることは「グッズ購入」であり、次いで「推しの映像を見る」「SNSで情報収集をする」「推しの出演する番組を見る」こととなった。
  • 制作するグッズとして多いのは「うちわ」「トレカ」「キーホルダー」となった。
  • 制作するグッズは、高校生は「トレカ」と「キーホルダー」率が高く、大学生は「うちわ」は率が高い。
  • オタ活の平均費用は17,916円という結果で、前回調査の10,894円(自粛前)より約7,000円ほど増加している。
  • 60%の10代女子が去年に比べてオタ活頻度が増えていると自覚している模様。

前回調査時(2020年8月)同様に、10代女子のオタク率は高い傾向にありました。また情勢の変化により、グッズ購入をはじめとしたオタ活にかける平均金額も上昇していることから、オタ活・推し活需要がさらに増えていくことが予想されます。

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  • 調査対象

    13-19歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    226件(内訳:高校生129件、大学・専門学生79件)

  • 調査時期

    2021年12月27日~2022年1月13日

  • 方法

    インターネット調査

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