
マイナビティーンズでは、様々な角度からティーンの購買行動を探っていくため、「よく行く〇〇」というテーマでオンラインアンケートを実施しました。
- よく買い物をするお店
- よく行くドラッグストア
- よく行く百貨店
- よく行くコスメショップ
- よく行くアミューズメントパーク
- よく行く本屋
以上6つのテーマに関して調査を行い、ティーンに人気のお店を探って行きます。
実際によく行くお店は「GU」「ららぽーと」に支持が集まる

ファストファッションブランド「GU」が47.3%とよく行くお店ランキング1位でした。
次に「ららぽーと」(29.6%)や、「ルミネ」(22.1%)「イオン」(21.9%)といった全国展開をする商業施設がランクイン。
109やラフォーレ原宿は人気でありながら物理的な距離もあるためよく行くお店としてはランクは低い結果となりましたが、109はティーンの2割がよく行くお店と答えており、利用率は低くないのでは?と思いました。
よく行くドラッグストアは”マツキヨ”が70%近くの回答を集める

1位(69.2%)の「マツモトキヨシ」は、次に続いたサンドラッグの2倍以上の開きがあり、非常に利用率の高いお店ということがわかりました。
その他は人気が分散したことから、ドラックストア自体のブランドと言うより、立地等の利用のしやすさが関わってきているのかもしれません。
気になってドラッグストアの全国店舗数を調べた所、店舗数ではマツモトキヨシもウェルシア薬局も1500店舗ほど(2017年)あり、店舗数だけが影響しているわけでもなさそうで、マツモトキヨシはティーンとの親和性が高いドラッグストアだと考えられます。
若者の百貨店離れに物申す!?

東急グループの中でもより若者向けの印象が強い「東急プラザ」が37.5%で1位という結果になりました。
他にも、上位にランクインした「高島屋」「伊勢丹」「西武」などは2割以上のユーザーがよく利用すると回答しています。
2017年にオープンしたGINZA SIXはランクは低いですが、一部(4.4%)のよく利用すると支持があり、何を買いに行っているのか気になる結果がでました。
コスメは試せて、安く買う!!

71.2%の結果となった「PLAZA」が僅差で1位となりました。
化粧品のテスターが充実している「PLAZA」は、コスメの購入場所として人気です。
一方で、安く気軽に化粧品が買える場所として、「ドンキホーテ」(53.2%)も人気という結果でした。
USJを抑えてティーンの支持を獲得!よみうりランドに注目!

東京ディズニーリゾートがティーンにとって超人気のテーマパークであることに、否定する人はいないでしょう。
注目したいのは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(17.5%)を抑えて3位となった22.1%の「よみうりランド」です。
よみうりランドでは夏はプール、冬はイルミネーションを楽しめる場所として近年人気があり、その背景としては「インスタ映え」する写真が友達と撮れるというのもポイントかと考えます。
ツタヤは50%超えの支持獲得!

Tポイントカードでも有名なカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が展開している「ツタヤ」が50.1%で1位でした。
その他には、イオングループの未来屋書店も含まれており、先にあげているよく行くお店でイオンが20%を超える結果となっており、ショッピングモールの中に入っている書店に行くティーンが多いのかもしれないと想起できる結果となりました。
ティーンが買っているのは雑誌が59.1%。意外と漫画は低支持

小説や漫画を抑え、雑誌が59.1%で圧倒的な1位です。
弊社で以前とったアンケートでは、雑誌Seventeen、Popteen、non-noがTOP3としてランクインしていました。人気の雑誌モデルのSNSなどでチェックできる物と雑誌を通してでしかわからない情報があったりするので、このあたりはなんの情報が欲しいのか使い分けているティーンが多そうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
予想と合っていましたか?反していましたでしょうか?
本アンケート全体を通してみると、ティーンに人気のお店は
- GU
- マツモトキヨシ
- PLAZA
- ドン・キホーテ
- ツタヤ
という様に考えられます。
全体的にプチプラを意識したお店が人気な傾向がありそうですが、その中でもGUの様にトレンドに強かったり、PLAZAはコスメが試せて価格も高すぎなかったり、安いだけではないお店の選び方をしているのだと考えられます。
【調査概要】
■定量調査
調査方法:『マイナビティーンズ』会員にアンケートを実施
回答数 : 13〜22歳の女性 389名 (定量調査)
定量調査期間: 2017年10月11日〜2017年10月17日