JKのリモート生活満足度調査!自粛生活がティーンにもたらした変化とは?
新型コロナウイルスの第1波を乗り越え、つかの間の自粛緩和期間にさし当たったところで、自粛開始前と後の過ごし方や彼女たちの意識に『どのような変化があったのか』を調査しました。
Q.自粛期間に感じていた率直な気持ち(良かった点・良くなかった点)
良かった点では、「お金を使わないで済む(60%)」「見た目を気にしないで良くて楽(56%)」「いつもより長く寝れて嬉しい(55%)」「好きなコト・モノに時間を使えて楽しい(51%)」「意外と家にいるのは快適(48%)」など、外出を控えることで生まれた自由になれる時間や行動が反映された結果となりました。
また、良くなかった点では、「遊びに行けなくてストレスがたまる(60%)」「友達・彼氏に会えなくて寂しい(50%)」など、友達との交流や行動範囲が狭くなっていることに対してストレスを感じていたように思えます。
Q.自粛期間中に家で行っていたこと
家で最もされていたことは「ライブ・舞台鑑賞(64%)」でした。
イベントが自粛され、行動も制限されているため、動画配信サービスやDVDなどを見て気分を上げて楽しんでいるようです。
次に「学校の授業(49%)」や「友達との会話(46%)」の回答率が高い結果となりました。
「映画鑑賞(43%)」も上位に食い込んでおり、自粛中の動画閲覧率の高さが伺えます。
Q.自粛期間の率直な感想(リモートだと困ること/リモートで十分なこと)
リモートだと困ることで最も高い回答項目は「ライブ・舞台鑑賞(62%)」でした。
家で最もすることが多い回答としても「ライブ・舞台鑑賞」が上がっており、本当はリアルで楽しみたいけど仕方なく動画配信で紛らわしているというのが本音なのかもしれません。
「リモートで十分である」と最も感じられている点はは「新作映画の鑑賞(35%)」でした。外出自粛生活の影響で、これまで当たり前であった習慣や意識に変化をもたらそうとしているようにも思えます。
また、「学校の授業」に関しては4割の人がリモートだと困ると回答している一方で、33%の人がリモートで十分と回答する結果となりました。
もちろん学校ごとに授業スタイルや満足度も異なるため一概にはいえませんが、外出自粛生活が与えた影響は非常に大きかったのかもしれません。
Q.リモート生活の満足度
外出自粛化でのリモート生活はTOP2で45%の人が満足と回答しています。
あまり満足していない、まったく満足していないを合わせても23%であることから、相対的に見ても自粛生活を満喫したたティーンが多いようです
Q.リモートで得たものと失った(奪われた)もの
得たもの
1番多くの割合を占めていたのが「自由(な時間)」でした。
自由な時間に
- ダイエット
- 友人との電話
- 手作りスイーツ
- 自分磨き(習い事や好きなコトに没頭)
など様々な使い方が見られました。
その他にも「睡眠時間」や「勉強時間」などの回答がありました。
失ったもの
1番多くの割合を占めていたのが「友達との時間・思い出」でした。
具体的には、
- 学校行事(部活・卒業旅行など)
- 友達と実際に会って遊べる時間
- 美味しいものを友達と食べにいく時間
- 買い物をする時間
がありました。
まとめ
外出自粛の影響で自由に使える時間が増えたことにより、これまでとは違った新しい生活を満喫していた一方で、友人との交流や行動規制にからくるストレスも感じていたことがわかります。
また長期的な外出自粛生活により、これまでの生活で培ってきた『価値観』に変化が起き始めているようにも思えます。
良くも悪くも、大人が思っている以上にインパクトのある2~3ヶ月であったのではないでしょうか。
今後もティーンの意識や行動の変化に目が離せません。
【調査概要】
対象:13-19歳の女子
調査期間:2020.06.03–2020.06.11
調査方法:インターネット調査
回答数:245件