【22年8月】ティーンが使うSNSの利用方法や相性の良い情報を調査!
ティーンの定番利用SNSである、Instagram・Twitter・YouTube・TikTokの利用実態について、最新状況を調査しました。
ティーンズラボでは、各SNSを定点調査しておりますので、過去の記事についてもぜひ参考にご覧ください。
【ティーンズラボで調査したSNS記事】
【4大SNSの役割を調査!】10代女子における各SNSの使い分け・利用目的とは?
【2022年版】10代女子のTikTok利用状況!トレンド動画をふまえて人気ジャンルをご紹介!
【10代のYouTube視聴実態】人気の動画ジャンルや企画、閲覧頻度を調査!
あなたが普段から利用しているSNSを教えてください。

InstagramとYouTubeは普段から8割以上の10代女子に利用されているようです。
高校生と大学・専門学生で大きな差が開いたのはTikTokとなり、高校生66%に対して大学・専門学生は47%にとどまり、約19%の開きがありました。TikTok以外のSNSは高校生と大学・専門学生ともに同じような利用率でした。
自分から調べることが多い情報を教えてください

対象ユーザー:前の設問で利用していると回答したユーザー
SNSごとに50%以上が利用している相性の良いカテゴリは
Twitter:時事ニュース情報、エンタメ情報
Instagram:スキンケア・メイク情報、ファッション情報、グルメ情報
TikTok:スキンケア・メイク情報、ファッション情報、エンタメ情報
YouTube:スキンケア・メイク情報、エンタメ情報
となり、Twitterとその他のSNSで大きく利用カテゴリが異なる結果となりました。
Instagram、TikTok、YouTubeの間でも利用率に差が出ており、どのSNSがどの情報カテゴリと親和性が高いのか、利用率から10代女子の行動を考察いたしました。
スキンケア・メイク情報
Instagram>TikTok>YouTube が主に利用されており、InstagramとTikTokで情報収集し、YouTubeでより細かい情報知りたいため利用していると考えられます。
TikTokユーザーが最も調べるカテゴリでもあり、TikTokと相性が良さそうです。
ファッション情報
Instagram>TikTok>YouTube が主に利用されており、InstagramとTikTokで情報収集してることが多いようです。
YouTubeでは、詳細を知りたいというより、好きなインフルエンサーが発信している情報を受け取っていると考えられるため、スキンケア・メイク情報とは異なる行動と考えられます。
Instagramユーザーが最も調べるカテゴリでもあり、Instagramと相性が良さそうです。
グルメ情報
Instagram>TikTok が主に利用されており、特にInstagram上で利用される傾向が高く、グルメインフルエンサーやレコメンド投稿から情報を得て、投稿に位置情報タグがついている場合も多く、利便性も良いため活用される傾向が高いと考えられます。
時事ニュース情報
Twitterが最も利用されており、特にトレンドやニュースの情報がいち早く流れて誰が話題に上げているかなど、検索性が高い特性が支持されていると考えられます。
エンタメ情報
Twitter>TikTok>YouTube が主に利用されており、各SNSごとに利用のされ方が異なりそうです。昨今はオタ活・推し活の専用アカウントも作っている10代女子も多く注目のカテゴリです。
Twitterは、情報取得の即効性や同じ推しアカウントでの交流
TikTokは、推しに関する投稿の閲覧専用
YouTubeは、エンタメ情報のニュース番組や推しオフィシャルアカウントからの発信、ファンアカウントがまとめてる情報
などそれぞれのSNS特性に合わせて利用されていると考えられます。
勉強・受験情報
YouTube>Instagram>TikTok が主に利用されておりますが、勉強・受験カテゴリは全体的には検索している10代女子が少ないです。
授業や受験勉強の補完情報として活用したり、勉強方法のコツや一緒に頑張れるアカウントを見つけて発信者に共感したりするのが主な利用方法と考えられます。
その他
- 推し活ができる場所の検索
- 気になったアーティストの音楽を探す
- ライブ情報を探す
など、オタ活・推し活文脈で情報収集する活用があるようです。
ダウンロード資料では、SNSごとに高校生や大学・専門学生ごとの詳細の調査結果を確認いただけます。高校生、大学・専門学生で利用率が異なるSNSも多々あるため、ティーン向け施策を検討・実施されている企業・担当者様はぜひご覧ください。
ダウンロード資料の内容を少しだけ、、、
・高校生に比べて、大学生はスキンケアやファッション情報をSNSであまり調べない
・健康情報や金融が高校生と大学生で取得するSNSが異なる
・エンタメ情報は大学生の方が調べていて、YouTubeの利用率が高い
あなたの1日にログインする頻度を教えてください。

ログイン頻度は、Instagramが最も多く、6〜10回・20回以上ログインしている10代女子が多い結果となりました。
Twitterは、1日1回もしくは6〜10回とライト・ヘビーユーザーがはっきり分かれる結果となりました。
TikTokやYouTubeは、1日1回〜10回以下のユーザーがバラける結果となりましたが、属性別では高校生TikTokのログイン頻度が高く、大学生はYouTubeのログイン頻度が高いという結果になりました。
あなたの1日の合計利用時間を教えてください。

YouTubeが最も利用時間が長く、3時間以上利用しているユーザーが28%もいました。
TikTokのログイン頻度はInstagramよりも少ない傾向にありましたが、利用時間はそれほど差がなく、TikTokの方が1回あたりの利用時間が平均して長いのではないでしょうか。
また、属性別では大学生のTwitter利用時間が最も長く、TikTokは高校生が長い結果となっています。
あなたはどんな時に利用していますか?

今回調べたSNS全てで、就寝前に利用するケースが最も高い結果となりました。
Instagramにおいては、起床時、通学・帰宅中、学校の休み時間中などに利用する10代女子が多いようです。
YouTubeにおいては、利用時間が3時間を超える10代女子も多かったですが、入浴中に利用しているケースが目立つ結果となりました。
属性別では、高校生は起床後に利用している率が高く、大学生はバイトの時に利用しているケースが高い結果になっています。
あなたはいくつアカウントを保持していますか。

Twitter・Instagramは、複数アカウント保持している10代女子が多い結果になりました。
特にInstagramは4つ以上アカウントを保持している10代女子も多く、SNSで最も複数アカウント運用されています。
保持しているアカウントの用途を教えてください。

複数アカウント保持される傾向が多かったTwitter・Instagramにおいて、用途が異なる結果となりました。
Twitterは、趣味用に保持されているケースが多いようです。
Instagramは、友達用に保持しているようで、〇〇な友達向けなどと細かくアカウントをわけてそうです。特に大学生はInstagramを友達用として強く意識しているような結果になっております。
TikTok・YouTubeは、自分ひとり用とされていました。高校生においてはTikTokの趣味用率が高く、YouTubeも比較的趣味としても利用している。
SNSの活用方法を教えてください。

受動的な閲覧利用として、
- フォロー先の投稿を見ているSNSはInstagram・Twitterが最も多く、気になるインフルエンサーや友達の投稿チェックを主にしていると考えられます
- おすすめ・レコメンド投稿はTikTok・Instagramで主に活用されているようです
能動的な検索利用には、Twitter>Instagramと活用している10代女子が多いようですが、YouTubeやTikTokも高い検索利用率になっています。
メッセージ機能については、Instagramが最も高いですが、大学生はツイッターやTikTokなども幅広く利用している傾向が見られました。
まとめ
- InstagramとYouTubeは普段から8割以上の10代女子が利用している
- SNSごとの相性の良い情報カテゴリ
- Twitter:時事ニュース情報、エンタメ情報
- Instagram:スキンケア・メイク情報、ファッション情報、グルメ情報
- TikTok:スキンケア・メイク情報、ファッション情報、エンタメ情報
- YouTube:スキンケア・メイク情報、エンタメ情報
- ログイン頻度は、Instagramが最も多く、6〜10回・20回以上ログインしている10代女子が多い
- 利用時間はYouTubeが最も長く、3時間以上利用しているユーザーが28%
- SNS全てで、就寝前に利用するケースが最も高い
- 複数アカウント保持しているのは、Twitter・Instagramが多い
- Twitterは、趣味用に保持されているケースが多い
- Instagramは、友達用に保持しているケースが多い
- 能動的な検索用途として、Twitter・Instagramが活用されている
- メッセージ機能はInstagramが最も利用されている
ダウンロード資料では、SNSごとに高校生や大学・専門学生ごとの詳細の調査結果を確認いただけます。高校生、大学・専門学生で利用率が異なるSNSも多々あるため、ティーン向け施策を検討・実施されている企業・担当者様はぜひご覧ください。
ダウンロード資料の内容を少しだけ、、、
・高校生に比べて、大学生はスキンケアやファッション情報をSNSであまり調べない
・健康情報や金融が高校生と大学生で取得するSNSが異なる
・エンタメ情報は大学生の方が調べていて、YouTubeの利用率が高い
【調査概要】
対象: 13-22歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2022.07.22-2022.08.04
調査方法:インターネット調査
回答数:181件(内訳:中学生7件、高校生140件、大学生32件、フリーター1件、社会人1件)