【2022年夏目前】JKのリアルな汗悩みとは?人気の制汗剤タイプも調査!
夏を目前に控えて気になるのが「汗」。汗をかくと嫌だなと感じるのは世代共通ですよね。今回はそんな10代女子の汗に関する悩みや汗対策について調査しました。
汗対策で活用される「制汗剤」の利用実態についても調査しておりますので、是非ご覧ください。
汗についての悩みは?
汗の悩みをもつ10代女子はかなり多く、悩みはないと回答したのはわずか5%にとどまりました。
大多数が汗に対して何らかの悩みをもっているようです。
汗の悩みとして最も気になるのは「ニオイ」(66%)となり、次いで「髪型が乱れる」(55%)「べたつき」(52%)「服の汗シミ」と「メイクが落ちる」(49%)が、目立つ悩みとしてあがりました。
高校生と大学生の比較では、「ニオイ」はともに最も高いスコアなのは変わらず、高校生の悩みは「髪型が乱れる」(65%)「服の汗シミ」(54%)の割合が高く、大学生は「べたつき」(54%)「メイクが落ちる」(48%)が「ニオイ」に続く上位の悩みとなり、高校・大学生の間で若干悩みの内容が異なることがわかりました。
高校生は周囲と同じ制服で過ごすことが多く、おしゃれの差別化ポイントが髪型であるため、髪型の乱れが悩みとして割合が高く、大学生は高校生よりもメイクの自由度が高いため「メイクが落ちる」の悩みの割合が高くなっていることが予想されます。
どんな時に汗が不快と感じるのか
次に汗をかくことに対する10代女子の気持ちにフォーカスを当てて調査を行いました。汗を不快と感じている10代女子は、通学中は93%だったことに対して運動中は48%となり、汗をかくシーンによって感じ方が異なるようです。
不快と感じる通学中の汗においては、朝にセットした髪型やメイクが汗によって崩れたり乱れたりしてしまうことが要因として考えられます。
ただし汗をかいてしまう、もしくは汗がでてしまうなどすべての汗に対して「不快」と感じているわけではなく、むしろ「心地よい」と感じるシーンもあり、汗自体をかきたくないというより汗をかくことでニオイや見た目が変化し、それが適したシーンではない時に悩みとなっていると考えられます。
気になる汗の場所は?
実際に汗で気になる体の箇所については、「ワキ」(80%)を最も気にしているようです。
「ワキ」の次に気になる箇所は高校生と大学生で異なる結果になりました。
高校生が多く悩んでいる箇所|額 63%
大学生が多く悩んでいる箇所|背中 44%
また、おもしろい結果として「前髪」のスコアも高校生と大学生で差が出ました。高校生60%に対して大学生42%。結果として高校生が大学生よりも前髪を重要視しており、崩れてほしくない、乱れてほしくないと考えていることがわかります。
汗が気になるシーンであげた「通学中」を筆頭に高校生の方が汗をかきやすい・気にするシーンが多いのだと考えられます。シーンを具体的に見ていくと自転車通学であったり、授業で体育があったり、部活動も大学よりは参加する高校生が多いのが要因なのかもしれません。
つまり高校生は、学校での集団生活をする時間が長かったり、ケアをする時間が取りづらかったりすることで、気になる箇所も多くなっているのではないでしょうか。
逆に大学生は、自分で生活リズムをある程度コントロールできたり、自由な時間が増えるため、汗をかいても何かしらのケアがすぐできたり、そもそも汗をなるべくかかないような過ごし方を意識できるため、高校生よりは気になる箇所が少ないのだと考えられます。
あなたがしている汗の対策は?
ここまで汗の悩みや汗が気になる場所について調査してきましたが、ここではそんな多くの10代女子が悩む汗対策の方法にフォーカスしていきたいと思います。
汗対策のメインは「制汗剤を使う」(75%)で半数以上の10代女子が行う汗対策となりました。
それに続く形で「ハンディファンを使う」(48%)「冷たい飲み物を飲む」(47%)「うちわや扇子で扇ぐ」(39%)など体感的に涼を得られる対策が続く結果になりました。 つまりは10代女子にとって汗対策=制汗剤を使用するという認識だと考えられます。
どのようなタイプの制汗剤を使用するのか?
汗対策=制汗剤という結果に基づき、10代女子に人気の制汗剤のタイプも調査しました。制汗剤にもさまざまな種類がありますが、10代女子に最も人気のタイプはシートタイプ(75%)となりました。
次いでスプレータイプ(32%)、ロールオンタイプ(24%)という結果でした。 シートタイプについては、持ち運びに便利であることが最大の理由になっているそうです。
制汗剤に求める要素は?
制汗剤は「シートタイプ」を使っている10代女子が非常に多かったのですが、制汗剤としてどのような機能が求められているのでしょうか。
最も支持が高かったのは「制汗効果」(69%)、次に「消臭」(66%)となりました。
見た目や人とのかかわりに影響がでる「汗が出にくくなる対策」「ニオイ対策」が最も求められている効果と考えられます。制汗剤を選ぶポイントとして、容器やパッケージのデザインよりもしっかり機能性で判断しているようです。
もちろん、携帯性やデザイン性が高いに越したことはないと思いますが、選ぶポイントは
- 制汗機能
- 消臭機能
となるため、その点をしっかりパッケージや広告などで訴求・差別化できている商品が10代女子により手に取られやすい商品になるのではと考える事ができます。
まとめ
- 汗の悩みで最も気になるのは「ニオイ」
- 汗が不快に感じるタイミングは、通学中は93%、運動中は48%
- 汗をかいて最も気になるのは「ワキ」
- 次点で高校生が多く悩んでいる箇所|額 63%
- 次点で大学生が多く悩んでいる箇所|背中 44%
- 汗対策のメインは「制汗剤を使う」、次いで「ハンディファンを使う」「冷たい飲み物を飲む」「うちわや扇子で扇ぐ」
- 人気の制汗剤タイプは「シートタイプ」
- 制汗剤に求められている機能は「制汗機能」「消臭機能」
本記事のその他調査データ資料は下記よりご確認ください。
(汗を意識してしまう人は? / いつから汗対策するのか? / 制汗剤を使用する際のポイントは?/ 好きな制汗剤の香りは?)
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2022.04.15-2022.05.08
調査方法:インターネット調査
回答数:196件(内訳:中学生16件、高校生82件、大学・専門学生89件、その他9件)