10代女子が愛用する定番アプリ16選

更新日:2023年02月27日(月)

10代女子が普段よく利用するアプリとは、一体どんなアプリを想像しますか?

LINEやInstagramなど、定番のSNSは思い浮かべやすいと思います。

それ以外にショッピングや音楽、マンガ、カメラアプリなど日常利用頻度が高いジャンルではどんなアプリが使われているのでしょうか。また、これら以外にも定番となっているアプリがあるかを調査いたしました。

普段利用している「メッセージ・連絡」アプリ

普段利用している「メッセージ・連絡」アプリ

メッセージ・連絡アプリの1位は「LINE」となりました。ですが、2番手の「InstagramのDM機能」も77%と高い支持を得ています。状況に応じて使い分けていると考えられますが、メインで使うメッセージアプリはLINEかInstagramのDMかに分かれているようです。

特に高校生の間では、SNSのメッセージ機能を使ったやりとりが多く見られます。ストーリーズを共有する延長でDMを送ったりする等、SNSを頻繁に利用する高校生にとっては、メッセージも同じツールでやりとりする方が使いやすいと感じているのではないでしょうか。一方で大学・専門学生においてはメッセージを主軸にしたLINEやGmailといったツールの利用傾向が高く出ています。大学内で様々な年代の人と交流したり、社会人とのやりとりすることが高校生よりも増えていく中で、複数の人と連絡が取れるツールを選択していると考えられます。

普段利用している「電話」アプリ

普段利用している「電話」アプリ

電話アプリはLINEが最も高く、OSデフォルトの2倍以上の支持を得ています。電話番号を利用するコミュニケーションは、料金上限が設定されている場合が多いため、パケット通信を使う通話方式であるLINEの方が好都合なのでしょう。

また、先ほどメッセージ・連絡アプリでInstagramのDM機能が上位に入っていましたが、電話においても昨今Instagramに通話機能が実装されたこともあり、そちらの利用率が高校生の間で高まってきていると考えられます。

普段利用している「無料動画配信サービス」アプリ

普段利用している「無料動画配信サービス」アプリ

無料動画配信サービスは「YouTube」が最も多く、次点に「TVer」「ABEMA」という結果となりました。

大学・専門学生と比べて、高校生の「YouTube」利用率は高い傾向にあるようです。

普段利用している「有料動画配信サービス」アプリ

普段利用している「有料動画配信サービス」アプリ

有料の動画配信サービスの1位は「Amazon Prime Video」となり、次点に「Netflix」となりました。

「Amazon Prime Video」はプライム会員であれば見れるサービスですので、動画配信サービス単体契約で見ると1位は「Netflix」であると考えられます。

こちらは高校生や大学・専門学生の間で利用率の大きな乖離はないようです。

普段利用している「音楽」アプリ

普段利用している「音楽」アプリ

音楽アプリにおいても最も利用の高いアプリは「YouTube」でした。次点に「Spotify」「LINE MUSIC」という結果となりました。

高校生は「YouTube」と「Spotify」を好み、大学・専門学生は「YouTube」と「LINE MUSIC」を好んでいるようです。

普段利用している「ショッピング」アプリ

普段利用している「ショッピング」アプリ

ショッピングアプリに関しては、主に「Amazon」を利用しているようですが、Amazon以外にも「SHEIN」「楽天市場」「GRL」「 Qoo10」など用途によって使い分けていると考えられます。

「SHEIN」は特に高校生比率が高く、約半数の高校生が利用しているようで、急速に台頭してきています。

「SHEIN」や「GRL」に代表されるファストファッションECが台頭してきている背景に、ユニクロやGUよりも低価格かつ、バリエーションも多い点があげられます。さらに、ネットでの購入ハードルと考えられていた「質感」や「サイズ感」の問題は、元が低価格であることや、フリマアプリで再販できるといったことでハードルが下がり、気軽に購入できるサイトとして利用率が伸びていると考えられます。

普段利用している「カメラ(撮影用)」アプリ

普段利用している「カメラ(撮影用)」アプリ

撮影用のカメラアプリにはデフォルトアプリとして備わっている「iPhoneのカメラ」が最も利用されているようです。また「Instagram」も60%を占めており、高い利用率となりました。

年代別に見てみると、高校生は「iPhoneのカメラ」「Instagram」「 SNOW」の利用率が高く、大学・専門学生は「Androidのカメラ」「LINE Camera」の利用率が高い結果となりました。

普段利用している「カメラ(加工用)」アプリ

普段利用している「カメラ(加工用)」アプリ

加工アプリは「Instagram」「SNOW」が主に利用されているという結果となりました。

大学・専門学生においては「LINE Camera」の利用率も比較的高く、撮影して加工をそのままする人が多いと考えられます。

普段利用している「写真管理」アプリ

普段利用している「写真管理」アプリ

写真管理は「iPhoneのギャラリー」や「Googleフォト」といったOSデフォルトアプリの利用率が高いものの、40%台にとどまる結果となりました。

他には「LINEのアルバム」機能を使う10代女子が多いようです。大量の写真や動画などを保存し続けるために課金を避けたい10代女子は、LINEを活用していると考えられます。

また、大学・専門学生においては「アプリは使用していない」と回答する人も20%おり、高校生に比べて写真管理の重要性が低いと考えられます。

普段利用している「仕事・バイト応募」アプリ

普段利用している「仕事・バイト応募」アプリ

仕事・バイト応募アプリにおいては上位に「マイナビバイト」「バイトル」「タウンワーク」が入りました。

大学・専門学生は「タウンワーク」「Indeed」の利用者が多く、高校生は「マイナビバイト」を利用する傾向が見られました。

普段利用している「ヘルスケア」アプリ

普段利用している「ヘルスケア」アプリ

「ルナルナ」や「iPhoneのヘルスケアアプリ」がヘルスケア管理の上位に入りました。

高校生は「ソフィ・ソフィガール」のアプリ利用率が比較的高い結果になっています。

普段利用している「乗り換え案内」アプリ

普段利用している「乗り換え案内」アプリ

電車の乗り換え案内アプリは「Yahoo!乗換案内」が最も高く、「Googleマップ」「乗換案内(Jorudan)」が続く結果となりました。

こちらは1位と2位の差が大きく出ており、10代女子が使う乗り換えアプリといえば「Yahoo!乗換案内」と言える結果となりました。

普段利用している「漫画」アプリ

普段利用している「漫画」アプリ

漫画アプリは「LINEマンガ」をはじめ、「ピッコマ」「マンガMee」が上位となる結果に。

マンガアプリを使用していない10代女子は44%いますが、残りの56%の10代女子は何かしらのマンガアプリを利用していると考えられます。

あまり大きな差ではないですが、高校生や大学・専門学生とでは利用されるアプリが異なることから、その世代ごとの好みのマンガや話題になるマンガが異なり、より取り扱いのあるマンガアプリを利用していると考えられます。

普段利用している「グルメ」アプリ

普段利用している「グルメ」アプリ

グルメアプリは「ホットペッパー」「食べログ」が20%以上の利用率、「ぐるなび」が10%台という結果となりました。

主にグルメアプリを利用しているのは大学・専門学生であり、高校生は「アプリは使用していない」が69%と多く、世代間で利用アプリの差が最も大きいジャンルだと考えられます。

普段利用している「デリバリーサービス」アプリ

普段利用している「デリバリーサービス」アプリ

デリバリーサービスは10代女子にとって利用価格が高いため、あまり利用されていないと考えられがちですが、39%の10代女子が利用者であることがわかりました。

内訳は1位「Uber Eats」2位「出前館」となっており、主にこの2つのサービスが利用されているようです。

普段利用している「ポイ活」アプリ

普段利用している「ポイ活」アプリ

バイト以外のお小遣いを稼ぐ手段として10代の間でもポイ活が注目されています。

10代女子から最も支持を得ているアプリは「トリマ」になりました。次いで、「Coke ON」「ポイ活アンケートマクロミル」が上位に入りました。

「ポイ活アンケートマクロミル」「dヘルスケア」は高校生よりも、大学・専門学生の方が高い利用率となっており、特に「dヘルスケア」においては大学・専門学生のdポイント利用率も高いため選択されているのではないかと考えられます。

アプリに課金したことはありますか?

アプリに課金したことはありますか?

アプリへの課金経験は34%となりました。

どんなアプリに課金しているのか次の設問を見てみましょう。

どのジャンルのアプリに課金したことがありますか?

どのジャンルのアプリに課金したことがありますか?

最も多いのは「ゲーム」、次点に「音楽」となりました。

しかし、高校生は大学・専門学生よりも「ゲーム」ジャンルのアプリに課金する人が28%も多く、一方 大学・専門学生は「音楽」ジャンルのアプリに課金している人が15%も多い結果となりました。

まとめ

メッセージや電話、マンガなどLINEのサービスが多くの10代女子に使われていることがわかりました。

また、高校生と大学・専門学生を比較して、異なる調査結果となったものについては

高校生

グルメアプリを使わない人が多く、InstagramやTikTokを中心にグルメを探しているのではないかと考えられます

  • 36%がアプリ内課金を経験。その内、64%の人がゲーム課金の経験あり
  • ショッピングは「SHEIN」の利用者が多い
  • 音楽アプリの「Spotify」を大学・専門学生の2倍の人が利用している
  • 写真の加工アプリはInstagramがよく使われている

大学・専門学生

  • グルメアプリを積極的に利用している
  • カメラや加工はLINE Cameraを多用している
  • 写真管理もLINEが多い
  • ポイ活にも熱心

などの差が見られました。

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  • 調査対象

    13-22歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    141件(内訳:高校生92件、大学・専門学生41件)

  • 調査時期

    2023年1月27日~2023年2月9日

  • 方法

    インターネット調査

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