【Z世代のお菓子に対する価値観】JKとJDの違いは?
株式会社マイナビ ティーンズ事業部は若年層研究に取り組んでいるCCCマーケティング総合研究所と共同でJK・JDのお菓子に関する価値観やインサイトを明らかにするために
定量・定性調査を行いました。
CCCマーケティング総合研究所が保有するビックデータ分析から、コロナ禍においてもJKとJDのお菓子市場が伸長している背景をもとに、
本記事では主に「JK・JDのお菓子を食べるシーンとお菓子に求める効果の違い」と
「お菓子を選ぶ際に重視するポイント」をご紹介いたします。
※市場動向や定量調査については簡易レポート内でご確認いただけます。
また更に詳細な調査データをご覧になりたい方はCCCマーケティング総合研究所より「JKとJDのお菓子レポート2022」をお求めいただけます。
ページ下部をご覧ください。
JK・JD別お菓子を食べるシーンの比較
※CCCマーケティング総研定量調査より
JKは「学校の休憩時間」「部活前後」「動画を見ながら」の割合が、JDより5ポイント以上高く、お菓子を「合間・ながら喫食」している特徴があります。
JDは「昼食後」「夕食後」がJKより5ポイント以上高く、お菓子を「メリハリをつけて喫食」していることがわかります。
お菓子食べ方と求める効果
※マイナビティーンズラボ定性調査より
1日の中でJKが主にお菓子を食べるタイミングは「学校の休憩時間」、「自宅勉強の休憩時間」、「就寝前の自由時間」のシーンとなります。
「学校の休憩時間」、「自宅勉強の休憩時間」の勉強の休憩時間は「授業の疲れ」や「リフレッシュ・気分転換」がお菓子を食べる動機となり、
「就寝前の自由時間」は自分の好きなドラマやYouTubeやInstagramなどのSNSを見ながら「自分へのご褒美」としてお菓子を食べているようです。
このようにJKにとってお菓子は食べるシーンによって
「疲労回復」や「リフレッシュ」のための【ツール】であり、
食べると太ってしまうと理解していながら「幸せや癒し」を増幅させるための【小悪魔的な存在】にもなりえることがわかります。
※マイナビティーンズラボ定性調査より
JDも基本的にはJKと同様のお菓子の食べ方となっていますが、JDはJKよりも皆が同じペースで授業を受け、休憩しているわけではないため、「時間をつぶすためのツール」としてのシチュエーションが出てくるようです。
お菓子を選ぶ際に重視するポイント
※マイナビティーンズラボ定性調査より
お菓子を選ぶ際に重視するポイントは「保存ができる」ことと「量が多い」こととなります。
特にJKは同じ教室内で授業を受ける時間、休憩時間が同じとなり、同じ友達と過ごす時間が長く、生活パターンが似てきます。
その結果、友達同士でお菓子を「シェア」する傾向がJDよりもJKの方が高くなります。
そのため、通学カバンに入れやすく学校に持っていきやすい「保存のしやすさ」と
友達同士でお菓子をシェアすることを意識した「量の多さ」の2点が特に重視されております。
その他の定量調査結果を含めたレポートは以下のダウンロードフォームよりご覧ください。
※本レポートは2022年4月15日に開催したオンラインセミナー『Z世代のお菓子レポート ~JKとJDのお菓子価値観~』で使用した内容となっております。
また、より詳細な分析結果をお求めの方はCCCマーケティング総合研究所へお問い合わせください。
<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
cccmk-souken@ccc.co.jp
■調査概要
<定性調査>
調査手法 : CCCマーケティング総研×マイナビティーンズラボJKのお菓子に関する共同調査
調査手法 : オンライングループインタビュー
調査地域 : 1都3県
調査対象者 : 女性・16~22歳
サンプル数 : 高校生4名 大学生3名
調査期間 : 2021年11月24日(水)・11月29日(月)
実査機関 : 株式会社マイナビ (マイナビティーンズ会員にてグループインタビュー)
<定量調査>
調査手法 : CCCマーケティング総研×マイナビティーンズラボJKのお菓子に関する共同調査
調査手法 : インターネット調査
調査地域 : 全国
調査対象者: 女性・16~22歳 サンプル数 : 917サンプル
調査期間 : 2022年1月17日(月)~1月24日(月)
実査機関 : CCCマーケティング株式会社 (Tアンケートによる実施)