「2017年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表! ティーンの『インスタ映え』は一味違う?
【ランキング概要】
2017年を代表する現象と言える『インスタ映え』に関するものが多くランクインする結果となりました。映画やテレビなどの影響が反映された〈ヒト〉部門に対し、〈コト〉〈コトバ〉〈モノ〉部門では、いずれもInstagram関連のトピックが挙がりました。最近のティーンは自身のSNS、特にInstagramを自分のスタイルとしてプロデュースする傾向にあります。『インスタ映え』のするモノやコトを投稿し、その投稿を見たティーンが次々と真似て拡散し、大きなトレンドに発展するという流れが出来上がっています。また、国境を超えて韓国発祥のものがランキングの上位に入り、ティーンが好む造作に凝った空間や写真映えのするものをいち早く取り入れているからだと言えます。
【ヒト篇】1位は竹内涼真、2位にはブルゾンちえみがランクイン
1位 『竹内涼真』
1位に輝いたのは、俳優・竹内涼真さん。2017年は、映画『帝一の國』やドラマ『過保護のカホコ』など、ティーンに人気の作品に多数出演し、女子高生の間で人気が急上昇しました。
2位 『ブルゾンちえみ』
2位には2017年上半期のランキングで1位を獲得した、お笑い芸人のブルゾンちえみさん。女子高生の間でネタやメイク、ファッションを真似した投稿がSNS上で多数見受けられました。
3位 『みやぞん』
3位にはお笑い芸人“ANZEN漫才”みやぞんさん。天然で憎めないキャラクターがティーンの心を掴んでいます。
【コト篇】TTポーズやナイトプールでインスタ映え狙い!
1位 『TTポーズ』
人気アーティスト『TWICE』の『TTポーズ』がトップに!『指ハート』に続く、ティーンの定番ポーズになりました。
2位 『Instagramのストーリーズ』
2位は、『Instagram』の機能の1つ『ストーリーズ』。この機能のポイントは、24時間で投稿が自動的に削除されること。『Instagram』のマイページのように思い出を投稿するのではなく、自分の「今」を発信する場として使われ、マイページよりも投稿頻度が高いというティーンも多く見られました。
3位 『ナイトプール』
3位には『ナイトプール』。『ナイトプール』に行く目的は、泳ぎに行くのではなく、“インスタ映え”する写真を撮りに行くこと。普通のプールに比べ入場料の高い『ナイトプール』ですが、“リア充”な写真が撮れるならお金は惜しまないというティーンも多く、遊びに行く場所は“インスタ映え”する場所かどうかということを念頭に置いて決めるというティーンも増えてきています。
【4位以下の解説】
4位 『過保護のカホコ』…2017年7月から9月にかけて日本テレビ系水曜ドラマ枠で放送された番組。主演は高畑充希、そしてヒトランキングで1位に輝いた竹内涼真が相手役を務めた。
同率4位 『#◯◯に使っていいよ』…Instagramで流行した#(ハッシュタグ)。彼女風の写真や彼氏風の写真を撮影し、コメントに『#彼女(彼氏)とデートなうに使っていいよ』と#(ハッシュタグ)を付けて投稿をするティーンが増加。
6位 『色壁で4コマ画像』…千葉にあるアミューズメントパークの人気アトラクションのリニューアル中に設置されたカラフルな壁。その前で写真を撮り4コマ風に加工した画像。
7位 『#頭のいい人と悪い人の物の見方の違い』…twitterで流行した#(ハッシュタグ)。頭のいい人と悪い人の物の見方の違いを表した、吹き出し付きのイラスト。
8位 『SNOWのフィルム風スタンプ』…動画メッセージアプリ『SNOW』のスタンプ。まるでフィルムカメラで撮影したような、レトロな仕上がりの画像が作成できる。
9位 『愛してるゲーム』…2人で向かい合って座り、1人が相手に向かって「愛してるよ」と言い続け、相手が照れたら勝ちというルールのゲーム。
10位 『オオカミくんには騙されない』…インターネットテレビ局“AbemaTV”で放送された“女子高生の恋愛リアリティー番組。ティーンに人気のモデルも多く出演。
【モノ篇】年間を通して人気だった「チーズタッカルビ」が1位
1位 『チーズタッカルビ』
1位に選ばれたのは、2017年上半期トレンドランキング同様に韓国発祥のグルメ『チーズタッカルビ』。上半期に引き続き下半期もティーンの心を掴んで離しませんでした。
2位 『ハンドスピナー』
2位は男女問わずティーンの間で話題となった『ハンドスピナー』。一度試すとクセになる中毒性のあるオモチャで、遊ぶというだけでなく暇つぶしとして使用しているというティーンも。
3位 『電球ソーダ』
3位も1位と同じく、上半期ランキングから変わらず、『電球ソーダ』がランクイン。“インスタ映え”するフォトジェニックなドリンクで、専門店のみならず、お祭りなどの出店でも販売されるなど、メジャーな商品となりました。
【4位以下の解説】
4位 『写ルンです』…富士フィルムから発売されているフィルムカメラ。
5位 『3CE』…ティーンに人気のファッションブランド『STYLENANDA(スタイルナンダ)』から販売されているコスメブランド。今年(2017年)の5月に原宿に旗艦店がオープン。
6位 『デコメガホン』…100円均一などで販売されている、カラフルな無地のメガホンをステッカーやリボンなどで自分流にデコったモノ。体育祭や文化祭などで使用。
7位 『ロールアイスクリーム』…タイ発祥のスイーツ。今年の6月にNYに本店がある『ロールアイスクリーム』のお店がオープンした。
8位 『自撮りレンズ』…スマホのカメラに取り付けるだけで、簡単に大人数で自撮りをすることができるアイテム。
9位 『うんこ漢字ドリル』…例文すべてに「うんこ」が使用された、文響社が出版している漢字ドリル。
10位 『ベロア生地』…ワンピースやパンツなど、ベロアの生地を使用したファッションアイテム。
【コトバ篇】2017年の象徴的ワード「インスタ映え」が堂々の1位
1位 『インスタ映え』
今年を象徴するワード『インスタ映え』が1位にランクイン!『インスタ映え』する場所に出掛け、『インスタ映え』するモノを食べる・・・そんなティーンにとって、当然の結果となりました。
2位 『熱盛』
2位は『熱盛(アツモリ)』。某報道番組から流行したコトバ。ティーンの間では「熱くなるほど盛り上がっている」という意味で使われています。
3位 『~ンゴ』
3位には「わろた“ンゴ” 」、「泣いた“ンゴ ”」など、コトバの語尾につける『~ンゴ』が選ばれました。
【4位以下解説】
4位 『~な説』…「水曜日のダウンタウン」で使用されているコトバ。
5位 『オーマイゴッドファーザー降臨』…お笑い芸人『フースーヤ』のギャグ。
6位 『BFF』…「Best Friend Forever」の略語。
7位 『ありよりのなし』…「“あり”と思ったけどやっぱり“ない”」という意味で使われる。
8位 『良きき』…「良き」の進化系。
9位 『バブい』…「赤ちゃんみたい」という意味で使われる。
10位 『すこ』…「すごい」という意味で使われる。
<マイナビティーンズ「2017年ティーンが選ぶトレンドランキング」概要>
調査方法: 『マイナビティーンズ』編集部が4つのジャンルごとのランキング候補の中から
『マイナビティーンズ』会員に選択式アンケートを実施
回答数 : 13〜19歳の女性 1,006名 【複数選択式】
調査期間: 2017年10月13日(金)~10月29日(日)
以上、2017年ティーンが選ぶトレンドランキングでした。
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