「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表!

更新日:2019年11月25日(月)

「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表!

【ランキング概要】

2019年の年間トレンドランキングは、上半期と同様に、テレビに影響を強く受けているだけでなく、テレビとSNS、両方で相乗効果を生み出し、流行につながったものが多くランクインする結果となりました。

【ヒトランキング】

2019年10代女子が選ぶヒトランキング

1位 『横浜流星』

上半期1位に輝いた俳優・横浜流星さんが、年間ランキングでも見事1位にランクイン。上半期に出演した、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』で人気急上昇。下半期には“コト”ランキングで1位に輝いたドラマ『あなたの番です』(反撃編)、『4分間のマリーゴールド』と立て続けに出演し、6月時点で89万人だったフォロワーは現在140万人(2019/11/20時点)を超えている。

2位 『Official髭男dism』

バンド“Official髭男dism”が第2位に。映画『コンフィデンスマンJP』の主題歌となった「Pretender」が大ヒットし、LINEのプロフィールBGMに設定するティーンが急増。 LINE MUSICの月間ランキング、月間BGMランキング共に3ヶ月連続1位。その他の音楽サブスクリプションサービスでも上位にランクイン。

3位 『King & Prince』

6月にファーストアルバム『King & Prince』を発売した“King & Prince”が上半期同様、3位に選ばれた。2019年はグループとしての活動だけでなく、メンバー個々に幅広いジャンルで活躍し、デビュー2年目にしてティーン女子の間で不動の人気となっている。今年開催された「King & Prince CONCERT TOUR 2019」は、チケットを取るのが困難なほど人気となっている。

4位 『平野紫耀(King & Prince)』

King & Princeとしての活動に加え、個人でもTV、映画、舞台と多方面で大活躍中の平野紫耀(King & Prince)さんが、上半期から3ランクアップの4位にランクイン。歌やダンス魅せるカッコいい姿と、バラエティで見せる天然な姿のギャップにトリコになるティーン女子が増加中。

5位 『SixTONES』

ジャニーズJr.内のグループ。夏に開催されたジャニーズJr.東京ドーム単独公演で、2020年1月22日にSnow Manとともにデビューすることが、サプライズで発表され話題となった。8月に開設されたInstagramアカウントは、現在50万人以上(2019/11/20時点)のフォロワーがいる。

6位 『永瀬廉(King & Prince)』

2019年は初主演映画『うちの執事が言うことには』が公開、ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』にレギュラー出演、『FLY! BOYS,FLY!僕たち、CAはじめました』ではドラマ初主演を務めた。“顔面国宝”と言われる端正な顔立ちに、モデルのようなスラッとしたスタイルで、ティーン女子からも注目度が高い。

7位 『なにわ男子』

関西ジャニーズJr.内のグループ。今年の『24時間テレビ』では、読売テレビのスペシャルサポーターに就任。同番組のイベントに出演予定だったが、想像を上回る来場者数を記録し、出演が急遽中止になるほど、デビュー前にも関わらずティーンだけでなく幅広い世代に人気のグループ。

8位 『りんごちゃん』

今年1月にバラエティ番組『ウチのガヤがすみません!』に出演し、一躍話題となったモノマネ芸人。可愛らしい見た目では想像できないほど、男らしくそしてクオリティーの高い歌モノマネにハマるティーンが続出。

9位 『ミチ』

弟のよしあきさんと共に姉弟でモデルとして活躍しているミチさん。“コト”ランキング5位の「オオカミちゃんには騙されない」に出演し、番組内で成立した“かずミチ”カップルを応援する声が多く聞かれた。

10位 『中村倫也』

上半期の“コト”ランキングで2位にランクインした『初めて恋をした日に読む話』では大人の色気漂う山下先生を演じ、下半期は人気ドラマ『凪のお暇』で天然人たらしのゴンさんを演じる姿にティーンは惹かれていった。

【コトランキング】

2019年10代女子が選ぶコトランキング

1位 『あなたの番です』

4月・7月期の2クール連続で放送されたドラマ『あなたの番です』。7月期放送の反撃編には“ヒト”ランキングで1位に選ばれた横浜流星さんも出演。放送の翌日、学校で話題になることも多く、SNSだけでなくリアルな口コミでもティーンに広まっていったことも流行った理由のひとつ。

2位 『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』

サスペンス・学園ドラマ。菅田将暉さん、永野芽郁さん、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)さん、今田美桜さんなどティーンに人気の高いキャストが多数出演。菅田さん演じる柊一颯の心に刺さるコトバに感銘を受けたティーンがSNSに感想を投稿し、放送時には「#3A」とタグのついた投稿が溢れた。

3位 『あなたの番です 考察』

1位にランクインしたドラマ『あなたの番です』で、視聴者が自分の考えを“考察”としてSNSに投稿。考察を発信するだけでなく、他人の考察を読んだり、意見交換をしたりするティーンも多く、中には1000RTを超えるほど拡散される投稿もあった。

4位 『嵐のSNS解禁』

11月3日、嵐結成20周年のタイミングで、SNS(Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、Weibo)の公式アカウントを一斉に公開され、ティーンの中でも大きな話題となった。当日実施されたインスタライブは、ゲリラにも関わらず20万人以上が視聴していた。

5位 『オオカミちゃんには騙されない』

ティーンが選ぶトレンドランキング常連となっているAbemaTVの恋愛リアリティーショー。今までのシリーズとは異なり、今回は女子の中に“オオカミちゃん”が潜む男女逆転版。甘く切ない、そしてリアルな恋愛模様にティーンは夢中になっていた。

6位 『SNOWそっくり診断』

カメラアプリ「SNOW」の“そっくり診断”。自分にそっくりな芸能人が診断されるという機能だが、その絶妙な診断結果にティーンだけでなく、多くの有名人がハマり、SNSに診断結果をシェアする人が後を絶たなかった。

7位 『HandClapダンス』

Fitz and The Tantrumsの楽曲「HandClap」に合わせて踊られるダイエットダンス。Josh & Bamuiという2人のユーチューバー発のダンスで、YouTubeに投稿された動画は現在2400万回以上(2019/11/20時点)再生されている。

8位 映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』

“ヒト”ランキングで4位にランクインした平野紫耀(King & Prince)さん、女優・橋本環奈さん、佐野勇斗さんなどティーンに人気のキャストが多数出演。初登場1位、公開から2ヶ月で観客動員数が180万人を突破するほど大ヒットしている。

9位 『ブラック校則』

佐藤勝利(Sexy Zone)さん主演、髙橋海人(King & Prince)さん、田中樹(SixTONES/ジャニーズJr.)さん等が出演。映画、ドラマ、動画配信とそれぞれオリジナルストーリーで作られている作品。注目のキャストが出演しているだけでなく、ブラックな校則に悩むティーンから共感を得ている。

10位 『おっさんずラブ』

今年8月に『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』が公開、11月からは『おっさんずラブ-in the sky-』が放送中。吉田鋼太郎さん演じる黒澤武蔵が更新するInstagramには、田中圭さん演じる春田の隠し撮りなどが投稿されており、ドラマの公式アカウントよりもフォロワー数が多い(2019/11/20時点)。

【モノランキング】

2019年10代女子が選ぶモノランキング

1位 『マリオカート ツアー』

今年の9月にリリースされた、スマートフォンゲーム「マリオカートツアー」。無料でインストールすることができるゲームアプリということで、普段ゲームをしないティーンも“みんながやっているから”という理由でインストールをしている子が多く、定番のゲームアプリとなった。

2位 『ソアリン:ファンタスティック・フライト』

今年7月に東京ディズニーシーにオープンしたアトラクション。海外のテーマパークで人気の大型アトラクション「ソアリン」に新たなシーンが追加されたモノ。ティーンに人気の東京ディズニーリゾートの新アトラクションということで、オープン前から話題になっていた。

3位 『透明うちわ』

クリアポーチやバッグなどティーンの間で流行ったクリアアイテムが、ついにうちわに。アイドルのライブだけでなく、体育祭や文化祭などで今年大活躍の透明うちわ。うちわの仰ぐ部分がスケルトンになっており、おしゃれな見た目で写真映えするのも人気の理由。

4位 『黒マスク』

日本や韓国のアーティストが着用しており、ティーンの間でも“黒マスク”が流行した。中でも、やわらかく伸縮性があり、洗って使うことのできる“ピッタ・マスク”の黒色が人気。

5位 『Zenly(ゼンリー)』

大切な友達と位置情報をシェアできるアプリ。リリースされたタイミングでは一部のティーンしか利用していなかったが、位置情報がリアルタイムで分かるため、今年になって待ち合わせに便利という理由から使用するティーンが増加している。

6位 『Melulu(メルル)』

“カラフルな世界に可愛いワタシ”をテーマにした最新プリ機。カラフルで映える背景紙が多く揃っていて、ピュアに盛れるだけでなく、カメラの角度調整ができたり、自分と友達でそれぞれ写真を選べるというのも人気の理由となっている。

7位 『アクリルスタンド』

ヲタ活が日常化しているティーンのSNS上では、日常の生活やおしゃれな空間、カフェなどで、アイドルやアニメキャラクターのアクリルスタンドを入れて写真を撮り、「#推しのいる生活」と共にInstagramに投稿するティーンが続出。

8位 『U R GRAM(ユーアーグラム)』

ダイソーのオリジナルコスメブランド。シンプルでおしゃれかつ種類が豊富。そして1つ100円なので、失敗を恐れることなく気軽に買えるという理由でティーンから高い支持を受けている。100円とは言えど、クオリティーが高いためリピートして買う子も多い。

9位 『チーズボール』

チーズドックの次に流行ったチーズグルメ。チーズドック同様、韓国で人気に火がつき、日本でも新大久保などでチーズボールが販売された。中でも“オッパチーズボール”はピンクでキュートなパッケージに入っているため、映えるという理由で人気になっている。

10位 『ブラウンリップ』

赤リップが不動の人気となっていたティーンのメイク事情に、新たに仲間入りしたのはブラウンリップ。トレンドの“消えそうな色コーデ”などのファッションに合うだけでなく、大人っぽく上品に仕上がるというので購入するティーンが増えている。

【コトバランキング】

2019年10代女子が選ぶコトバランキング

1位 『ぴえん』

悲しい時や嬉しい時など、感極まって泣いてしまいそうな時に使われているコトバ。”ぴえん”という響きが可愛いという理由で多くのティーンだけでなく、ユーチューバーやインスタグラマーに使われている。(例)◯◯くんがカッコよすぎる。ぴえん(意味:◯◯くんがカッコよすぎて泣けてくる)

2位 『湧いた』

テンションが上がって興奮している時に使うコトバ。元々“沸いた”というコトバがよく使われていたが、今年は漢字が違う“湧いた”というコトバが同じ意味で多く使われている。(例)○○から連絡が来て、湧いた(意味:○○から連絡が来て、興奮した)

3位『レベチ』

“レベルが違う”というコトバが略されて“レベチ”として使われている。比べものにならないこと、格が違う、普通ではないという意味。(例)◯◯の返信はレベチ(意味:◯◯の返信は他と比べものにならないくらい早い)

4位 『◯◯しか勝たん』

“◯◯しか勝たない”、“◯◯が最高”という意味で使われている。◯◯には自分の好きなアイドルやタレント、俳優だけでなく、食べ物などの名前が入る。(例)やっぱり◯◯しか勝たん(意味:やっぱり◯◯が最強)

5位 『ベビタッピ』

“ベビタピ”というタピオカ屋さんの店員さんが、“ベビタッピ”という掛け声とともにタピオカにストローを刺す動画がTikTokで拡散され話題となった。今では、自分でストローを刺す時にもこの掛け声をかけるティーンが急増中。

6位 『スターティン』

“ヒト”ランキングで8位にランクインするほどブレイクした、お笑い芸人“りんごちゃん”がモノマネをする前に使うコトバ。ティーンの間でも何かを始める時の掛け声として「スターティン」が使われている。

7位 『3150』

「3150」と書いて“最高”と読む。亀田三兄弟の父、亀田史郎さんがユーチューブで使われていたのが、ティーンの間でも流行ったと言われている。最高な気持ちの時に、写真とともにInstagramに「#3150」と付けて投稿をしている。

8位 『今日のハイライト』

ニュース番組やスポーツ番組で使われていた「今日のハイライト」。ティーンがInstagramのストーリーズに、一日の中で一番印象に残った出来事をこのコトバとともに投稿している。

9位 『#397』

“サンキューナ”と読み、感謝の気持ちを伝えるときに使用する。Instagramなどで大好きな友達や誕生日プレゼントなどの写真とともに「#397」をつけて投稿をしている。

10位 『ポンポンポーン』

ネオパリピ系漫才師EXITが挨拶やネタの時に使うコトバ。テンションが上がった時や興奮している時に発したり、SNSに投稿する際に使用する。(例)明日休校になったー!やったー!ポンポンポーン!!!

【総評】

2019年の年間トレンドランキングは、上半期と同じくテレビに影響を強く受けているが、テレビだけでなく、テレビとSNSの両方でバズったモノが多くランクインする結果となった。

<ヒト>ランキングでは、テレビに多く露出しているタレントはもちろん、YouTubeやInstagramなどのSNSやネットテレビなどで話題となったヒトがランクイン。

<コト>の上位3位はテレビドラマに関するコトが占めているが、どれもSNSと絡めた内容、もしくはSNSで多く拡散されたコトがランクインしている。

<コトバ>ランキングは、上半期はテレビ発信による流行りのコトバが多く生まれていたが、年間ランキングではSNSで発信されたコトバが選ばれている。

<モノ>ランキングは、“みんな”が使っているモノはもちろん、透明うちわやアクリルスタンドなど、ヲタ活が日常化している今のティーン事情を現す結果となった。

<マイナビティーンズ「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」概要>

調査方法: 『マイナビティーンズ』会員よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目を選抜。その中から『マイナビティーンズ』会員に選択式アンケートを実施

回答数 : 13〜19歳の女性 510名 【複数選択式】

調査期間: 2019年11月5日(火)~11月14日(木)

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