【2019年上半期】ティーンが選ぶトレンドランキングを発表!
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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)が運営する10代女子向け総合メディア『マイナビティーンズ(URL:https://teenslab.mynavi.jp/)』は、「2019年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表しました。
本ランキングは、2019年の上半期に流行した「モノ・ヒト・コト・コトバ」の4ジャンルについて、13〜19歳の女性517名のアンケート回答を集計したものです。
「2019年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」各ジャンルトップ10
【ヒトランキング】
1位『横浜流星』
俳優・横浜流星さんが第1位にランクイン!2019年上半期だけで主演作を含め映画3作品が公開。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』では髪の毛をピンク色に染めた不良高校生・由利匡平を演じ人気が急上昇。ドラマの放送開始前は約14万人だった公式Instagramのフォロワーは現在89万人(2019/6/19時点)を超えるほどの人気となっている。
2位『あいみょん』
2018年流行ったヒトランキングで4位を獲得した、シンガーソングライターのあいみょんさんが2位にランクアップ。2月にはアルバム「瞬間的シックスセンス」を4月にはシングル「ハルノヒ」をリリース。2019年も“ティーンのカリスマ”として引き続き人気を博している。
3位『King & Prince』
5月にデビュー1周年を迎えた“King & Prince”。4月に発売されたシングル「君を待ってる」は週間シングルランキングで初登場1位を獲得するなど、2018年に引き続きティーンから高い支持を得ている。6月19日には、待望のファースト・アルバム「King & Prince」が発売。
4位『SixTONES』
ジャニーズJr.内の6人組グループ“SixTONES(ストーンズ)”。3月にはジャニーズJr.の公式動画専門サイト『ISLAND TV』がリリースされ話題に。メンバーの松村北斗さんは、現在放送中のドラマ『パーフェクトワールド』に出演中。
5位『なにわ男子』
関西ジャニーズJr.内の7人組グループ“なにわ男子”。メンバーの道枝駿佑さん、長尾謙杜さんは、<コト>ランキング6位にランクインしたドラマ『俺のスカート、どこ行った?』に出演。ティーンの間で人気が急上昇している。
6位『今田美桜』
<コト>ランキングで1位に輝いたドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で諏訪唯月を演じた女優・今田美桜さん。放送期間中、役になりきって開設されたInstagramのアカウントは12万人以上にフォローされ話題となった。
7位『平野紫耀(King & Prince)』
雑誌「ViVi」が発表した2019年上半期国宝級イケメンランキングで1位を獲得し、ティーンだけでなく多くの女性から支持されている平野紫耀さん。バラエティで見せる天然な姿に魅了されるティーンが多数出現。
8位『中村倫也』
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』で横浜流星さん演じる由利匡平の担任であり、ライバルである山下先生を演じた中村倫也さん。“ユリユリ”こと由利匡平とは違う大人の色気でティーンを虜にした。
9位『永瀬廉(King & Prince)』
5月公開の映画『うちの執事が言うことには』で初主演、現在放送中のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』に出演。また「King & Prince永瀬廉のRadio GARDEN」ではラジオパーソナリティを務めるなど、多方面で活躍中。
10位『永野芽郁』
<コト>ランキング1位のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に出演。同ドラマでの迫真の演技に多くのティーンが魅了された。3月に発売された1st写真集は発売前に重版になるほどの人気の女優。
【コトランキング】
1位『3年A組-今から皆さんは、人質です-』
菅田将暉さん、永野芽郁さん、片寄涼太さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、今田美桜さんを始めとするティーンに人気の役者が多数出演した学園ドラマ。菅田将暉さん演じる柊一颯が放つコトバひとつひとつがティーンの心に刺さり、放送中や放送後にはドラマに関するキーワードがTwitterでトレンド入りするほど話題となった。
2位『初めて恋をした日に読む話』
深田恭子さん主演、横浜流星さん、中村倫也さん、永山絢斗さん等イケメン俳優が出演する胸キュンドラマ。流行った<ヒト>、<コトバ>にも出演者やドラマに関するキーワードがランクインしており注目度が高いことがうかがえる。
3位『3年A組朝礼体操』
1位にランクインしているドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で度々登場する朝礼体操。出演者だけでなく多くの有名人がSNS上でダンスを披露し、それを真似してSNSにアップするティーンが多く見られた。
4位『じゃがアリゴ』
料理研究家リュウジさんが考案した“じゃがアリゴ”。じゃがりこにさけるチーズとお湯を入れて混ぜるだけで作れるというお手軽さと美味しさからSNSで話題となり、“じゃがアリゴ”のトリコになるティーンが急増。
5位『Mr.ズドン(SixTONES)』
SixTONESのライブで大好評の「Mr.ズドン」。振り付けレクチャー動画がジャニーズJr.チャンネルで公開され、耳に残る音楽に印象的な振り付けの「Mr.ズドン」にハマるティーンが続出。
6位『俺のスカート、どこ行った?』
主演・古田新太さんがゲイの女装家高校教師を演じ、生徒役には<ヒト>ランキングにランクインした、King & Princeの永瀬廉さん、なにわ男子の道枝駿佑さん、長尾謙杜さんが出演する学園ドラマ。
7位『タピオカ旅』
2018年流行った<コト>ランキングで2位にランクインした“タピオカ屋巡り”が進化し、2019年上半期では、タピオカを飲みに行く目的で、遊びに行く先を決める“タピオカ旅”をするティーンが増えた。
8位『白雪とオオカミくんには騙されない』
女子高生に絶大なる人気を誇る恋愛リアリティーショー『オオカミくんシリーズ』(AbemaTV)のシーズン5。いまやティーンが選ぶトレンドランキングには必ずと言っていいほどランクインする人気の番組。
9位『性格免許証』
氏名、診断テストの答えをもとに発行される性格免許証。基本的な性格や好きなモノ、嫌いなモノなどが記されている性格免許証が、TwitterやInstagramのストーリーズで拡散され、トレンドに入るほど話題となった。
10位『ASMR動画』
咀嚼音や水音、本のページをめくる音、耳かきの音など、癒される音や映像が収録されている動画。音フェチだけでなくティーンの間でも話題となり、YouTubeでも多く動画が公開されている。
【コトバランキング】
1位『令和最初の◯◯』
2018年トレンドランキングのコトバ篇にランクインした「平成最後の○○」から派生し、今回は「令和最初の○○」が1位に輝いた。元号が変わった初日から現在に至るまで、TwitterやInstagramで多く呟かれている。
2位『KP』
乾杯(Kanpai)の略語。乾杯動画を「KP」というコトバとともにInstagramのストーリーズにアップするティーンが多く、ティーンの間では定番の乾杯の音頭となりつつある。
3位『JKブランド』
女子高生の3年間という貴重な期間をブランドとし、友達同士で撮影した写真やプリクラと一緒に「#JKブランド」をつけてInstagramに投稿をすることが定番化している。
4位『ブックオフなのに本ねぇじゃん』
寺田心さんが出演するブックオフのCMで使われていたコトバ。CMが話題になった後すぐにTikTok上でこのフレーズが使われた動画が話題となり、ティーンの間で流行るコトバとなった。
5位『怒ったかんな!許さないかんな!橋本環奈』
バラエティ番組にゲスト出演した橋本環奈さんに、お笑い芸人・根菜キャバレーのきったんさんからプレゼントされた自己紹介ギャグ。TikTokでこのギャグを真似した動画が多く見られた。
6位『ユリユリ』
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主人公・春見順子が横浜流星さん演じる由利匡平を呼ぶ時の愛称。SNS上で「ユリユリ可愛い」「ユリユリ最高」など、愛称で呼ぶ視聴者が溢れた。
7位『無敵ピンク』
6位に同じく、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』に関するコトバがランクイン。主人公・春見順子がピンク色に髪を染めた由利匡平さんに向かって発したコトバ。ドラマの影響から髪をピンクに染めるティーンも増えるほど影響力があった。
8位『◯◯説濃厚』
バラエティ番組のコーナーで「◯◯説」というコトバがティーンの間で多く使われ、そこから「◯◯説濃厚」というコトバが流行した。「◯◯の可能性が高い」という意味で使われている。
9位『◯◯案件』
元々ネット用語で使われていた「◯◯案件」。Twitterなどで多く使われるようになり、ティーンの間でも使用されることが多くなった。(例)「テストできなすぎて爆笑案件」。
10位『ディズる』
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーなど東京ディズニーリゾート®に行くことを略して「ディズる」と言う。(例)明日、いつメンでディズる!(意味:明日いつもの仲良しメンバーでディズニーに行く)。
【モノランキング】
1位『#アオハル』
プリントシール機『#アオハル』がモノランキング第1位に!カメラの高さや角度、向きを自由に動かすことができ、大人数での撮影もできることから人気に火がついた。ほどよく盛れる写りも人気の理由のひとつ。
2位『生タピオカ』
ティーンの生活のマストアイテムとなりつつある“タピオカドリンク”。タピオカ屋で購入するのはもちろん、2019年上半期は自宅で茹でて作る生タピオカが流行。数十分茹でるという手間はかかるものの、自宅でタピオカを楽しめるのが魅力。
3位『スターバックスストロベリーベリーマッチフラペチーノ®』
2018年に発売された「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ®」が、2019年はレッドとホワイトの“ふたご”フラペチーノで登場。友達と一緒に注文し、フラペチーノの“ふたご”写真をInstagramにアップするティーンが多く現れた。
4位『耳が動く白うさぎの帽子』
韓国発祥のアイテム。韓国のアイドルが着用し韓国で流行。女優の橋本環奈さんがこの帽子を被った動画を映画監督の福田雄一さんがTwitterに投稿し、大きな話題に。ティーンの中でもとくに中学生の間で流行った。
5位『Ulike』
目や鼻、輪郭など顔のパーツを細かく微調整できる為、ほどよく良い感じに盛れるとティーンの間で高評価のカメラアプリ。他のカメラアプリに比べ、保存画像の画質が良いのも人気の理由。
6位『「HAPPY BIRTHDAY」(back number)』
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主題歌。ドラマの台本を読んだうえで書き下ろされたという曲は、横浜流星さん演じる由利匡平が主人公を思う切ない恋心と重なる歌詞がティーンの心を掴んだ。
7位『UFOチキン』
UFOの円盤のような鉄板の中央にはチーズ、その周りに味付けチキンが並べられている韓国グルメ。チキンをチーズにつけて食べるUFOチキンは、チーズタッカルビに続くティーンのトレンドグルメになっている。
8位『101匹わんちゃんのヘアバンド』
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーで販売されている“101匹わんちゃんのヘアバンド”。モノトーンのシンプルなデザインが、おしゃれで可愛いと友達とお揃いで購入するティーンが多く見られた。
9位『トーンアップ日焼け止めクリーム』
今年は塗るだけで、肌がワントーン明るくなるラベンダーカラーの日焼け止めクリームが流行中!韓国のウユクリームのように肌をワントーン明るくしてくれるだけでなく、UVカットもできることから人気に!
10位『写ルンです』
2017年トレンドランキングで4位に輝いた“写ルンです”が2019年上半期に再びランクイン!手軽にフィルム写真が撮れて、エモい雰囲気に仕上がる。現像するまでどんな写真を撮影したのかが分からないというのが人気の理由。
【ランキング概要】
2019年上半期トレンドランキングは、2018年に引き続き、テレビの影響を強く受ける結果となった。中でも、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』は、<ヒト><コト><モノ><コトバ>すべてのカテゴリーで関連ワードがランクインしており、ティーンの間でトレンドになった。
昨今、ティーンのテレビ離れが叫ばれているが、本ランキングを見ても、テレビ番組に関連したものが多くランクインしていることから、「テレビ番組」を観なくなったのではなく、見逃し配信アプリを活用するなど、番組を見る手段が多様化しているといえる。
<コトバ>ランキングにおいても、テレビで発信されたコトバが、Twitter、Instagram、TikTokなどのSNSで拡散され、ティーンの間に浸透していく流れができあがっている。
また、<モノ>ランキングにおいては、これまでは「ガッツリ盛る」趣向が強かったが、徐々に「ほどよく盛る」趣向に変わってきており、プリントシール機やカメラアプリはもちろん、他のアイテムにおいても「ほどよく盛れる」「ほどよく可愛い」といわれるアイテムが好まれる傾向が見えた。
<マイナビティーンズ「2019年上半期ティーンが選ぶトレンドランキング」概要>
調査方法: 『マイナビティーンズ』メンバー268名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員に複数選択式アンケートを実施
回答数 : 13〜19歳の女性 517名 【複数選択式】
調査期間: 2019年5月9日(木)~6月7日(金)