全国2000校が参加!!部活動女子へのサンプリング施策
女子高校生の運動シーンでの利用を実現すべく、学校での部活時に顧問からの配布を行ないました。
日本の高等学校の約3分の1にわたり配布を行なう事で、商品の認知及び利用体験をターゲットの多くの方促す事が出来ました。
商品の利用シーンを明確にする事で競合商品との差別化を狙う。
今回配布したのは某企業の制汗剤になりますが、メーカー様からのご要望として、運動シーンでの利用を促進する事が挙げられました。
高校生へのサンプリングするルートは幾つもありますが、その中でも彼等にとって部活というのは最も適したルートと考え今回の実施を目指しました。
人でなく、部活動単位で配布する事で配布する製品数を抑える。
より多くのターゲットに対して商品認知を獲得するのであればTVCMに勝るものは中々見つかりません。ただし、深度という点ではサンプリング(利用体験の創出)に勝るものは中々見つかりません。
ではサンプリングを大量に・・と考えると、どうしても多くの製品個数を用意しなくてはならないので、その分のコストがかかりますが、今回はその課題に対して、部活動単位での配布を行う事で“より少ない製品数で、より多くのターゲットへ利用体験の創出を行う事に成功しました。
つまり、例えば10人の部活動生に対して10本の商品を配るのではなく、“シェア”をしてもらう事を前提に部活動単位で製品を配るという企画を実施しました。
部活動の中でのシェアはよくある話。
私どもの事務所には多くの女子高校生が日常的に訪れますが、大人と違い、彼等は新商品を気軽に試せるほどの可処分所得はなく、“まずは友達が使っているモノを借りて試してみる”という事をよくしています。
今回部活動での施策でしたが、同じ環境に身をおく(つまり同じように運動し汗をかく)という場において、シェアするという事は非常に必然性があり、彼等の文化を踏まえても理に叶っている企画となりました。
一緒に商品を使う事で共通の思い出に。
高校生にとっての部活動というのは、大人になっても中々忘れられない思い出であり、メーカー視点で言えば、重要なタッチポイントであると考えます。
今回の施策では前述の理由は勿論、一緒に利用するという思い出作りもできており長い目で見ても、より良い企画になりました。